引っ越しの関係で、なにかと忙しい
ふたりで寝てたダブルベットは
捨てたらしい
どんどん、家財がなくなっていき
来週、奥さんが引っ越す
そして、彼も最後の荷物をまとめる
そして、立会のあと、家に来る
その日から、もう奥さんの待つ場所に
帰らない
しばらくうちに泊まることになった
彼は、毎月、日帰り温泉に行きたい
なって、言う
私は車もってるし、運転もね
奥さんは免許すらもってないしね
付き合うなら、１年に１回は海外に
行きたいから、１２月に南半球に行くから
準備しようねと言うと
うん、そうしよう って彼
向こうで、ダイビングして
クルーザーにも乗るからね
ダイビングライセンスくらい
取っておく？と聞くと
うん、そうだ、そうだね という
少しずつでいいから英語
覚える？
日常の簡単なことを英語で
言ってあげるから、覚える？
と聞くと
うん、覚えたいな という
彼が私を選んだ理由は
愛ではなく、こういうことなんだと
思う
わかっているからこそ、そこで
勝負した
私が女優だったりして、お金が
あれば、お金で勝負したかったけど
あげるほどなんてないしね
私と知り合った当初は、セックスレス
以外にたいした不満もなかった
奥さんと、離婚に至るまでには
よほどの、ことがないと無理だものね
付き合って半年くらいの時だったかな？
彼から驚く言葉を聞いたんだ
うちら夫婦はラブラブなんだよ って
はあ？何がうちらラブラブなの？
じゃあ、なんで私と付き合ってるの？
飽きれてものがいえなかったよ
抱けない女と暮らすことが
ラブラブなの？ってトゲがあるように
聞いたら、
だから、そこ以外はってことだよ という
エッチないから、たまにはキスしたり
いい子いい子したり、手をつないだり
するんだよ って言うのね
エッチしないのに、キスなんて
する必要ないでしょ？義理キスなんて
気持ち悪い って言ってやった
ふん、勝手にやればいいでしょ
今、思えばよくそんなこと言われて
我慢できたよね
もしかしたら、その時が
嫉妬のはじまりだったかもね
悔しいから、怒った方が負けだと
思ったの
彼にとってなるべく奥さんより
都合も、具合もいい女でいること
決めたのかもしれない、その時にね
我慢のかいがあったのか、
なかったのか、わからないけど
彼は奥さんを捨てた
捨てたよね、だって離婚だものね
奥さんが望んだことじゃないものね
そして、私のもとへ来るという
それって、手に入れたことに
なるのかしらね
一時的だとしても、彼は私を
選んでくれたのかしらね
そうであるような、ないような
なんか、来るまで信用できない
気がするの
来ても信じられない気がする
何故、彼がこの道を選んで
くれたのか、
捨てたのが私でなく
奥さんなのか
明日も彼の引っ越しを
手伝うんだ
もう、彼の家の前に
いくのは、なれてきた
ここに、奥さんが帰宅して
家のあかりがともるのも
あとわずか
知り合って何年だか
知らないけど、そうやって
夫婦が別れていく
よくあることと言うけれど
自分の彼氏がそうなるなんて
夢のようでね
帰りを気にしなくていい
ばれないように、しなくてもいい
そんなことがうれしくてたまらない
でもきっと喧嘩にもなるよね
束縛しようとすればね
でも、それでもうれしい
彼がシングルになってうちに
来た時は、おかえりなさいと
言ってあげよう
そして、その夜はずっと果てないで
抱いて、抱いていて欲しい
お前のものだよと 囁いて
ふたりで寝てたダブルベットは
捨てたらしい
どんどん、家財がなくなっていき
来週、奥さんが引っ越す
そして、彼も最後の荷物をまとめる
そして、立会のあと、家に来る
その日から、もう奥さんの待つ場所に
帰らない
しばらくうちに泊まることになった
彼は、毎月、日帰り温泉に行きたい
なって、言う
私は車もってるし、運転もね
奥さんは免許すらもってないしね
付き合うなら、１年に１回は海外に
行きたいから、１２月に南半球に行くから
準備しようねと言うと
うん、そうしよう って彼
向こうで、ダイビングして
クルーザーにも乗るからね
ダイビングライセンスくらい
取っておく？と聞くと
うん、そうだ、そうだね という
少しずつでいいから英語
覚える？
日常の簡単なことを英語で
言ってあげるから、覚える？
と聞くと
うん、覚えたいな という
彼が私を選んだ理由は
愛ではなく、こういうことなんだと
思う
わかっているからこそ、そこで
勝負した
私が女優だったりして、お金が
あれば、お金で勝負したかったけど
あげるほどなんてないしね
私と知り合った当初は、セックスレス
以外にたいした不満もなかった
奥さんと、離婚に至るまでには
よほどの、ことがないと無理だものね
付き合って半年くらいの時だったかな？
彼から驚く言葉を聞いたんだ
うちら夫婦はラブラブなんだよ って
はあ？何がうちらラブラブなの？
じゃあ、なんで私と付き合ってるの？
飽きれてものがいえなかったよ
抱けない女と暮らすことが
ラブラブなの？ってトゲがあるように
聞いたら、
だから、そこ以外はってことだよ という
エッチないから、たまにはキスしたり
いい子いい子したり、手をつないだり
するんだよ って言うのね
エッチしないのに、キスなんて
する必要ないでしょ？義理キスなんて
気持ち悪い って言ってやった
ふん、勝手にやればいいでしょ
今、思えばよくそんなこと言われて
我慢できたよね
もしかしたら、その時が
嫉妬のはじまりだったかもね
悔しいから、怒った方が負けだと
思ったの
彼にとってなるべく奥さんより
都合も、具合もいい女でいること
決めたのかもしれない、その時にね
我慢のかいがあったのか、
なかったのか、わからないけど
彼は奥さんを捨てた
捨てたよね、だって離婚だものね
奥さんが望んだことじゃないものね
そして、私のもとへ来るという
それって、手に入れたことに
なるのかしらね
一時的だとしても、彼は私を
選んでくれたのかしらね
そうであるような、ないような
なんか、来るまで信用できない
気がするの
来ても信じられない気がする
何故、彼がこの道を選んで
くれたのか、
捨てたのが私でなく
奥さんなのか
明日も彼の引っ越しを
手伝うんだ
もう、彼の家の前に
いくのは、なれてきた
ここに、奥さんが帰宅して
家のあかりがともるのも
あとわずか
知り合って何年だか
知らないけど、そうやって
夫婦が別れていく
よくあることと言うけれど
自分の彼氏がそうなるなんて
夢のようでね
帰りを気にしなくていい
ばれないように、しなくてもいい
そんなことがうれしくてたまらない
でもきっと喧嘩にもなるよね
束縛しようとすればね
でも、それでもうれしい
彼がシングルになってうちに
来た時は、おかえりなさいと
言ってあげよう
そして、その夜はずっと果てないで
抱いて、抱いていて欲しい
お前のものだよと 囁いて