昨日、彼と話し合った

最初は、なんだかぎこちなくて

彼も違和感を感じていること
わかる

もうだめかな？って心の中で
思ったりした

とにかく、話合おうと言って
めずらしく、お茶をした

この数日の行き違いについて
いろいろ話した

私が何に、対してどう思って
何を誤解したのかもすべて

同じ、別れるにしても

そこは、言わないといけないのだしね

彼はいいにくそうに、私に対することを
話した

全部、言いたいことは言ってねと
思うのだけど

最初の方の言い方で
それなら、もう終わりだねと思って
最後まで聞かないで、

だったら、もうだめだよね
そこを、そう思うのなら

と言ってみた

彼はめずらしく嘘をついてると
感じた

なんていうか、必死にね

奥さんと別れること、本当に
それでよかったの？
さみしくないの？と聞いたら

うーーん、と考えこむ

はあ？最低だよね

そんなの即答すべきだろう

頭にきて
だったら、よりを戻せばいいじゃ
ない？って聞いたら

そこは、ないな
そういう気持ちは一切ないという

だったら、最初からそう言えばいいのに

なにが、うーーん　なのよねえ

でもね、深読みできる私が
思うのに

今回のことは、私たちにとって
重い
離婚をすることになったわけだけど
彼の思考回路など、わかっているから

奥さんが嫌だ、嫌だという間は
離婚したくてたまらないけど
じゃあ、もういいよ
しましょうね　と言われるときっと
さみしいのかもね

一緒に暮らしてきたのだしね

でも、そんなの私に見せる部分じゃない

その場はなんとか、誤解がとけた
風に収まった

でも、これが違和感の第一歩に
なることは、わかっているよ

それに、どうせ、近くにある別れ
を感じるのだからね

ふたりきりになった時

彼は３回くらいキスしてきた

まだ、気持ちはあると
いうことなんだろうけど

私もまだ、好き
別れたくない

でも、それでも以前のように
先はみえない

彼にとって、奥さんがいたから
私が彼女で、安らぎであり
楽しい時の彼女だった

でも、奥さんがいなくなることで
私がいいとこだけを
とれるわけじゃなくなった

あまり知りたくない部分や
できれば、かかわりたくない部分も

お互いみることになる

私に対する批判は
あったくせに、何度聞いても
ちがうという

うそだーーー
それが、嘘であることくらい
私にはわかる

あの言葉のニュアンス
絶対にちがう

隠そうとしてるな
だとすると、もっと始末が悪い

本音をいい合える時は
軌道修正ができる時

できなくなると、本音は言わない

でも、私も実は言ってない

表面上は、なんとか仲直りしたけど

これが本物でないことくらい
わかっているんだもの

そのくらいね

ところで奥さん
ふっきれたように明るくなったらしい

新しい離婚届けも用意しているらしい

脅しで書かせた離婚届けを捨てたらしい

もう、二度とそんな馬鹿はやめるといい
今後、誰と結婚しても、そんなもの
書かせてはだめ

本当に書くことになってしまうからね

夫婦最後の生活はあと少し