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WPTCとは?

WPTCとは?
WPTCとは、2年に1度アメリカで開催されている製菓の国際コンクールです。いわば、お菓子のワールドカップ!
2010年度で5回目を迎え、フランス リヨンで隔年開催されている“クープ・ド・モンド ドゥ ラ パティスリー”と並び、世界のトップパティシエから近年注目を集めているコンクールです。

大会概要について


WPTC2010チームJAPANメンバーは・・・


WPTC JAPANオフィスメンバーの紹介


WPTC 大会結果一覧

WPTC大会の様子

Team Japan 2012始動しました!2011年06月17日(金)

6月14日、帝国ホテルにて来年度WPTCの3人のメンバーを紹介するレセプションを行いました。
懸案の3人目のメンバーはヒロコーヒーの藤田シェフにお願いすることとなりました。藤田さんは2008年大会でベストチョコレートショーピース賞を獲得している世界有数のショコラティエです。2008年は総合では銀メダルだったので、次回大会では日本チーム連続優勝を目指して頑張ってくれるはずです。
3名はまず7月にフェニックスで行われるアメリカ予選を視察することから準備を開始します。 今回も応援、よろしくお願いします!!!

ところで、もう一つお知らせです。
6月21日(火)夜7時から、テレビ朝日系列の「トリハダ丸秘スクープ映像100科ジテン」という番組で前回大会の様子が紹介されます。
ぜひご覧ください!


Posted at 19:17 | '12 チームJAPAN | この記事のURL
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WPTC2012 Japan Heat 結果2011年03月01日(火)

皆様すでにご存じの通り、2月16、17日 次回大会出場選手を決める予選を行いました。改めまして、多くのお力添えをいただいたWPTCならびにMOBAC SHOW関係者の皆様にお礼申し上げます。
そして何よりもこの厳しい予選会に出場したすべての選手の皆様の努力に深く敬意を表します。今後、選ばれた2名とともに第3のメンバーを決め、次回大会に向けて準備を開始していきます。
また折々サイト上でご案内させていただきますので、ぜひご注目ください。それから、やっと2008、2010の映像を収めたDVDの編集が終わりました。MOBACSHOWでの先行発売でお求めになった方も多いかと思いますが、近々正式販売を開始しますので、そちらもぜひ楽しみにお待ちください。

チョコレートピエスモンテ部門
優勝 潟Nラブハリエ 小野林 範
テーマ性      50点
芸術性       100点
完成度       150点
技術性       100点
オリジナリティ   98点
減点        -15点
合計        483点

準優勝 浦和ロイヤルパインズホテル 高山 浩二
テーマ性      39点
芸術性       82点
完成度       116点
技術性       82点
オリジナリティ   87点
合計        406点

第3位 帝国ホテル 片沼 聖之
テーマ性      35点
芸術性       76点
完成度       118点
技術性       81点
オリジナリティ   74点
合計        384点

第4位 ディズニーアンバサダーホテル 松下 明弘
テーマ性      39点
芸術性       82点
完成度       92点
技術性       70点
オリジナリティ   74点
合計        357点

第5位 名古屋ユニマテク製菓専門学校 松本 健二
テーマ性      33点
芸術性       69点
完成度       88点
技術性       68点
オリジナリティ   69点

アメ細工ピエスモンテ部門
優勝 潟Nラブハリエ 妹尾 徹也
テーマ性      63点
芸術性       140点
完成度       210点
技術性       134点
オリジナリティ   127点
合計        674点

準優勝 二葉製菓専門学校 永宗 喜昭
テーマ性      64点
芸術性       129点
完成度       187点
技術性       131点
オリジナリティ   126点
合計        637点

第3位 ディズニーアンバサダーホテル 高橋 真也
テーマ性      68点
芸術性       109点
完成度       167点
技術性       115点
オリジナリティ   115点
合計        574点

第4位 褐ウ町ケーキ 大西 達也
テーマ性      52点
芸術性       108点
完成度       65点
技術性       121点
オリジナリティ   119点
合計        565点

第5位 ブーランジュリーパティスリーカルヴァ 田中 二朗
テーマ性     47点
芸術性      104点
完成度      142点
技術性      97点
オリジナリティ  137点
合計        527点



Posted at 16:20 | '12 チームJAPAN | この記事のURL
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WPTC 2012 Japan Heat 1次審査結果2011年01月28日(金)

1月27日に行われたWPTC Japan Heat 1次予選(書類審査)の結果を発表いたします。



 チョコレートピエス部門
     小野林範氏 【株式会社クラブハリエ】
     片沼聖之氏 【株式会社帝国ホテル】
     高山浩二氏 【浦和ロイヤルパインズホテル】
     松下明弘氏 【株式会社ミリアルリゾートホテルズ】
     松本健二氏 【名古屋ユマニテク製菓専門学校】
      

 アメ細工ピエス部門
     大西達也氏 【株式会社元町ケーキ】
     妹尾徹也氏 【株式会社クラブハリエ】
     高橋真也氏 【株式会社ミリアルリゾートホテルズ】 
     田中二朗氏 【ブーランジェリーパティスリーカルヴァ】
     永宗喜昭氏 【二葉製菓学校】


以上、1次予選通過者には2月16.17日に行われる2次審査に関する書類を郵送いたします。


 改めまして、JAPAN OFFICE関係者一同、年末年始の多忙な中、この予選にご参加いただいたすべての皆様の健闘を讃え、深くお礼申しあげます。

                          2011年1月28日 WPTC JAPAN OFFICE代表 加藤信
Posted at 17:27 | '12 チームJAPAN | この記事のURL
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WPTC国内予選のご案内2010年11月01日(月)

初の総合優勝からすでに4カ月が過ぎました。東京、大阪の講習会もおかげさまで成功に終わり、これからは早速2012年第6回大会における大会2連覇を目指して、準備を進めてまいります。

次回大会に向けての選手選考についても、これまで同様来年2月に行われる展示会MOBACSHOWにおいて予選会を開催することとなりました。本サイトから予選ルールならびに申込書をダウンロードの上、ふるってご参加のほど、お待ち申し上げます。

2010年11月1日
WPTC JAPAN OFFICE 代表 加藤信


2012日本予選 ルール

日本予選参加申込書
Posted at 09:00 | '10 チームJAPAN | この記事のURL
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10月29日 WPTC大阪講習会2010年10月29日(金)

10月29日 WPTC大阪講習会

WPTC初となる関西での講習会をイワセエスタ様の会場をお借りして開催しました。東京同様多くの皆さんに集まっていただき、今回は地元大阪の藤田さんが朝から最後までマイクをとって頑張ってくれました。講習終了後、WPTC2010チームジャパンは近くの中華屋さんで解散式を行いました。(中華屋さんというのがちょっとせこいですが・・・)サポーター企業の皆さまをはじめ、多大なるご協力をいただいた多くの皆様に、改めて深くお礼申しあげます。 といいつつ、私どもはすでに大会2連覇を目指して動き始めました。予選のルールもすでに発表しました。山本さん、三宅さん、五十嵐さんに続く、若きパティシエの皆さん、頑張ってください!!!




レポート:WPTCオフィス 上村
Posted at 18:00 | '10 チームJAPAN | この記事のURL
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講習会 東京2010年10月08日(金)

東京講習!

10月1日、代々木上原のドーバー洋酒貿易にて選手3人の講習会を行いました。会場は満員で、選手3名の熱の入ったデモンストレーションに加え、望月シェフ、中島シェフ、藤田シェフの解説も加わって、なかなかみられない内容の濃い講習だったと思います。(お昼御飯を食べた後、誰も寝ていなかったのがすごい!!!)大阪では今月29日に行います。東京に来れなかった方はぜひ大阪でお会いしましょう!




レポート:WPTCオフィス 上村
Posted at 18:19 | '10 チームJAPAN | この記事のURL
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WPTC 2010 優勝記念講習会のご案内2010年09月30日(木)

WPTC 2010 優勝記念講習会のご案内


大阪講習!

東京に続いて、初となる大阪でのWPTC講習会が決まりました。10月29日(金) 大阪市浪速区のイワセエスタ様の会場をお借りして行います。東京まで足をのばせない方、日程的に都合がつかなかった方など、ぜひご参加ください。別添のファイルをダウンロードしてお申し込みをお願いいたします。

お申込みはこちらから>>


レポート:WPTCオフィス 上村
Posted at 14:34 | '10 チームJAPAN | この記事のURL
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WPTC Team Japan 優勝記念講習会のお知らせ2010年09月08日(水)

WPTC Team Japan 優勝記念講習会のお知らせ


お待たせいたしました。多くの皆さまからお問い合わせをいただいていた優勝記念講習会を開催いたします。東京では10月1日、代々木上原のドーバー洋酒貿易にて行います。別添のファイルをダウンロードしていただき、FAXにてお申し込みをお願いいたします。なお、今回は関西でも行う予定です。関西地区の講習は近日中にご案内しますので、もう少々お待ち下さい!

お申込みはこちらから>>


レポート:WPTCオフィス 上村
Posted at 18:07 | この記事のURL
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チームJAPAN最新報告 現地詳細レポートまとめ ページ3 2010年07月30日(金)

現地詳細レポートまとめ ページ3

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 表彰式は静かに始まった。昨年まで大きな力を尽くしてくれたフェルクリン社シュレンベルガー氏が今年初め、突然亡くなったことに対する黙とうがささげられた。また、アメリカのペストリーシェフ・オブ・ザ・イヤーがエン・ミン・スーに贈られ、まず、ベストチームワーク賞がデンマークチームと発表された。

 ベストチョコレートショーピースは、今年は韓国チームに贈られた。これまで2年間連続してベストチョコレートショーピース賞を受賞してきた日本チームにとって、大きな落胆となった。しかし、ベストシュガーショーピースで日本チームがアナウンスされ、一度壇上から降りた後、ベストデギュステーション部門の発表となった。

マイクを持つ、主催者のマイケル・シュナイダー氏はこう語った。「私の息子は、『パパ、味覚部門で一位になるチームがいつも優勝するよね』と言うのです。でも、それは絶対ではありません。では、発表します。今年の最優秀味覚賞は・・・」「チーム・ジャパン!」それは明らかに日本の優勝が決まった瞬間であり、そして、これまで多くの大会で日本は味覚部門が弱いと言われ続けてきたことへのリベンジの瞬間でもあった。味覚部門を担当した五十嵐は、これまでの国際大会での苦渋をやっと晴らすことができたと言えるのではないか。そのことは大きく飛び上がり、全身で喜びを表す彼の姿から感じることができた。

総合では3位アメリカチーム、2位イタリアチーム、そして日本が優勝という結果となった。WPTC5回目にしてついに総合優勝を成し遂げた日本チームであったが、3人のメンバーは「この大会はWorld Pastry Team Championshipといい、あくまでチームの戦いです。チームというのは3人だけではなく、多くのアシストをくれたすべての関係者のことで、我々だけでは絶対になしえなかった結果です。大会を支えてくれた関係者に加え、さらに日本で自分の不在を支えてくれているスタッフや上司、すべての皆さんにお礼を言いたい。」と、口をそろえた。

WPTCは2002年の第1回大会から5回目を迎え、日本チームを取り巻く環境も大きく変わった。会場にいるすべてのMOFや過去の大会の優勝者、材料ブランドの方々なども顔見知りとなり、アメリカ現地で多くのサポートがもらえるようになった。世界が狭くなったようにも感じられた。だがそれと同時に、どれだけ準備や練習を重ねても、全く終わりのないパティスリーの世界の奥深さも改めて感じさせられた。世界中から注目されている日本のパティシエ達がこれからどのように自分たちの世界を突き詰めていくべきなのか。多くのことをアメリカの地で実感させられた3人の選手は、優勝に浮かれる暇もなく、これから自分達がさらに突き詰めるべき道筋を考え始めたに違いない。

World Pastry Team Championship 2010


2010年7月5・6日 アリゾナ州フェニックス JWマリオット デザート&リッジにて
主催:キャリーマックス社 
参加国:デンマーク、イタリア、日本、メキシコ、シンガポール、韓国、イギリス、アメリカ

優勝:日本 (山本隆夫、三宅善秋、五十嵐宏)
2位:イタリア(Diego Crosara, Davide Maliziat, Fabrizio Galla)
3位:アメリカ(Kaushik Chowdhury, Melynda Gilmore, Keith Taylor)

ベストシュガーショーピース:日本
ベストチョコレートショーピース:韓国
ベストデギュステーション:日本
ベストチームワーク:デンマーク

ペストリーシェフ・オブ・ザ・イヤー エン・ミン・スー







レポート:WPTCオフィス 上村
Posted at 11:17 | この記事のURL
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チームJAPAN最新報告 現地詳細レポートまとめ ページ2 2010年07月30日(金)

現地詳細レポートまとめ ページ2

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 味覚を担当する五十嵐は、すべての作業をもっとも効率のよい順番で組み合わせていた。開始20分後には修理が終わったとはいえ、厳格な試食時間での提出を求めるWPTCにおいて、スタートでオーブンが使えなくなってしまったことは大きなハンディとなった。
 さらに、他のキッチンでブレーカーが落ちるトラブルが頻出し、そのたびにブレーカーの修理が必要となったのだが、そのブレーカーは日本チームのキッチンの中、しかも山本が使うテーブルの下に設置されており、修理のたびに山本の作業が中断されてしまった。日本チームはテーブルのサイズに合わせたラックを特注しており、テーブル下には隙間がまったくない状態で、技術者がラックを一度出してからテーブルの下に潜って修理するという作業が数回行われた。

また、当初から優勝候補として注目されている日本チームのキッチン前には、審査員やプレスが多く集まり、メンバーがなかなか作業に集中できない状況となってしまったこともチームにとってマイナスであった。各国の審査員に加えて、MOFステファン・ルルーやMOFセバスチャン・キャノン、クープ・デュ・モンドで優勝しているエン・ミン・スーなどが日本チームの仕事に注目しており、彼らから多くを学びとって自身のスキルをアップしてきた日本人選手たちにとって、自分が行っている作業がどのような意味を持つのか、的確に見抜いてささやき合っている姿は、プレッシャーがかかり、大きく気が散る要因となったのである。

 味覚審査には5項目あるが、一日目は皿盛りデザートのみが試食される。日本チームはオーブンのトラブルによる遅れも何とか取り戻し、順調に進んでいるように見えた。だが、五十嵐が気がつかない間に、急速冷凍庫の温度が急激に上がってしまっていた。ヴァニラアイスクリームはしっかりとエッジを出すために、型に絞って冷凍してから外すことにしていたのだが、まったく固まっておらずきれいにはずすことができなくなってしまったのだ。五十嵐はシリコンの型を切り裂いて何とか形にしたが、アイスは試食に出す前に溶け出し、思ったようなきれいな仕上げにはならなかった。味的には問題なく、本来の形を知らない審査員にはそれほど問題ない出来栄えであったが、この失敗は完璧を目指すメンバーたちにとっては大きなショックとなり、作業終了後、選手たちはそのショックを隠すことができなかった。前回大会でも日本チームは皿盛りデザート提出の際、オーブンのトラブルでタイミングを逸しており、前チームのメンバーの一人で、応援に駆けつけた藤田浩司は「自分たちのときの悪夢がよみがえったかのようだった。」と真顔で語った。今にして思えばトラブルの予兆はあった。大会前日に到着するはずだった応援ツアーの一行がフライトのトラブルのため成田空港に待機となり、到着していなかったのだ。

 大会2日目は6時開始であるため、選手は4時起きとなる。前日のトラブルをなるべく挽回できるよう、前夜再度入念な打ち合わせを行って試合に臨むこととなった。だが2日目開始早々、再度問題が発生する。他国の審査員から「日本チームが今朝吹きつけしたチョコレートの型を持ち込んだ」と言いがかりがついたのだ。もちろん、そんな事実は一切なく、また、審査委員長が2日目のキッチン検視ならびに選手の入場の際にそのような事実は全く見られなかったと説明するが、納得のいかない他国の審査員は「証拠を見せろ」と譲らなかった。最終的には全審査員を集めたうえで、そのような事実はないことが確認されたのだが、そのために日本チームが受けた仕事の妨害は少なくなかった。

 しかし、2日目はやっと到着した家族を含む応援団からの声援もあって、日本チームは徐々に本来のペースを取り戻したようだ。味覚部門の提出はすべて順調に進み、ピエスの作成も自分たちが理想とするすべての作業を終え、多くのプレスをキッチン前に集めて、日本チームの作業は終了した。今回のテーマは「Childhood(幼少期)」で、日本チームはプレゼンテーションテーブル上に永遠の子供であるピーターパンの世界を表現した。アメ細工で空を飛ぶピーターパンを、チョコレートではフック船長を表している。

WPTCでは作業終了が競技終了を意味していない。キッチン前のプレゼンテーションテーブルにピエスを運んでからが、芸術部門の審査が開始となるのだ。そして、ここでまた、最後の最後でトラブルは起こる。隣のチームがキッチンからテーブルまでピエスを運ぶ際に、なぜか日本チームのテーブルぎりぎりを通ろうとしたのである。幸い問題なく運ばれたが、すでに日本チームのチョコレートピエスがおかれたテーブルに、運んでいるピエスが倒れることを想像して、選手だけではなくその場にいるすべての観衆が息をのんだ。

 アメ細工ピエスは大観衆が見守る中、全チーム中最後に運ぶピエスとなり、それがテーブルに置かれた瞬間、大きな喝采が起こった。3人の1年間の練習の成果をやっと発揮できた瞬間であった。終了直後のインタビューで、キャプテンの山本は「優勝できるかどうかは分からないが、とにかく、自分たちの持てるすべてを発揮して作業を終了したことに大きな満足感を得られた。」と語った。また、「多くのトラブルがあったが、どのように思うか?」との質問には「大会にはトラブルや国同士の争いがつきもので、それを想定した練習をしてきたが、今回は自分たちの想定が甘かったのだろう。特に何かに対し特別な感情を持つようなことはない。」と返答し、アメリカのインタビュアーに大きな驚きを与えた。




レポート:WPTCオフィス 上村
Posted at 11:08 | この記事のURL
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