W32TeX
Web2C 2011
Kpathsearch 6.0.1
( last updated on 2011/06/20 )
English page

----- 最新版 TeX (Win32) 関係バイナリです。-----

[ 00FILES.sjis ]


[ ChangeLog ]


ミラー

ファイルは以下のミラーからダウンロードして戴くようお願い致します。

HTTP

FTP


簡易 installer

[ texinst2011.zip ]

(texinst2011.zip の中には、圧縮フィルタとして gzip に加えて、 bzip2 も使える tar が入っています。オプション文字は j です。 また、圧縮効率の高い lzma も tar から使えるようにしています。 lzma のオプション文字は Y です。更に xz も tar から使えます。 xz のオプション文字は J です。 gzip, bzip2, lzma, xz も入っています。更に Windows NT/2000 で NTFS を使っているけれども、リソースキットが無い場合のため、ハードリンク 作成プログラム ln.exe も入っています。)

(zip ファイルを展開するプログラムがなかったら、 簡単なコマンドライン版の [ unzip.exe ] を入手して下さい。)

TeX をインストールするトップフォルダ (例えば c:/w32tex) に texinst2011.zip を展開します。 texinst2011.zip が c:/temp に入っている場合は次のようにすれば良いでしょう:

  c:
  cd \w32tex
  unzip c:/temp/texinst2011.zip

TeX をインストールするトップフォルダは

  c:/w32tex とか d:/usr/local とか e:/ptex
など何でも良いのですが、
  c:/Program Files/tex
のように途中にスペースが入っている名前は避けて下さい。 うまく動くようにみえる場合もありますが、 何らかの問題が生じる可能性があります。

次に,下記の必要なアーカイブを例えば c:/temp にダウンロードして

  c:
  cd \w32tex
  texinst2011 c:/temp

とするとインストールされます。texinst2011 コマンドの引数は,ダウンロード したアーカイブファイルが入っているディレクトリのフルパス名です。 このフルパス名にスペースが入っているとエラーになります。 最後に PATH に追加定義すべきものが表示されますから, OS 標準の方法でで定義して下さい。 実行ファイルの存在するディレクトリを PATH に追加するだけであり、 他の環境変数は定義しないでもよいことに注意して下さい。

TeX をインストールしたディレクトリ(上の例では c:/w32tex) に入っている全ての EXE ファイルは、有用と思いますので bin ディレクトリ (上の例では c:/w32tex/bin) に移動しておくと良いでしょう。


最小インストール

latex.tar.xz LaTeX 2009/09/24
mftools.tar.xz mktexmf, mktextfm, mktexpk and ps2pk
platex.tar.xz pLaTeX by ASCII MEDIA WORKS corp.
ptex-w32.tar.xz pTeX-3.2 by ASCII MEDIA WORKS corp.
pdftex-w32.tar.xz pdfTeX 1.40.11 and jbig2.exe 0.23
web2c-lib.tar.xz Library files of TeX by Web2C 2011
web2c-w32.tar.xz Binary files of TeX by Web2C 2011

標準インストール

最小インストールに以下を付け加えます。
dvipdfm-w32.tar.xz DVI to PDF driver dvipdfmx
dvipsk-w32.tar.xz DVI to PS driver dvipsk 5.991
jtex-w32.tar.xz NTT-jTeX 2.2 by T. Sakurai
ltxpkgs.tar.xz Basic packages for LaTeX
luatex-w32.tar.xz LuaTeX by Taco Hoekwater et al.
makeindex-w32.tar.xz makeindex programs (makeindex, jmakeindex, mendex)
manual.tar.xz Manual files
oldinputs.tar.xz Style files for LaTeX 2.09 etc.
t1fonts.tar.xz Type1 fonts of cm, ams and others
timesnew.tar.xz tfm and vf for TimesNewRoman and Arial (PFB)
txpx-pazofonts.tar.xz TX fonts, PX fonts and mathpazo fonts
vf-a2bk.tar.xz Virtual fonts for pTeX
xindy-w32.tar.xz Indexing system XINDY by Joachim Schrod

フルインストール

更に以下を付け加えます。
context-doc.tar.xz Documents on ConTeXt by Pragma ADE
context.tar.xz ConTeXt by Pragma ADE
cweb-w32.tar.xz CWEB V. 3.64 by D. Knuth and S. Levy and CTIE by J. Gilbey
dvi2ps-4.2j-w32.tar.xz DVI to PS driver by T. Sakurai
dvi2tty-w32.tar.xz DVI to TTY driver
dvitools-w32.tar.xz dvidvi, dv2dt, dt2dv, dvipng, dvisvgm etc.
lcdf-typetools-w32.tar.xz LCDF Typetools by Eddie Kohler
aleph-w32.tar.xz Aleph ( e-TeX 2.1 + Omega 1.15 )
omegaj-w32.tar.xz Omega with Japanese support
otfdevel.tar.xz current version of OTF package by S. Saito
plain2-2.54-w32.tar.xz text to TeX or NROFF translator
psutils-w32.tar.xz PostScript utilities by Angus Duggan
qpdf-w32.tar.xz qpdf 2.2.3 by Jay Berkenbilt
sam2p-w32.tar.xz sam2p 0.48 by Szabo Peter
t1utils-w32.tar.xz Type1 font utilities 1.36
tex4htk-w32.tar.xz TeX4ht for Win32 with Kpathsea mechanism
texinfotools-w32.tar.xz Texinfo 4.13 with Japanese support
tiff2png-w32.tar.xz TIFF to PNG driver
ttf2pk-w32.tar.xz TrueType to PK driver
ttf2pt1-w32.tar.xz TrueType to Type1 converter ttf2pt1
txtutil.tar.xz End-Of-Line character changer
ums.tar.xz ums package by A. Inagaki
uptex-w32.tar.xz Unicode pTeX by Takuji Tanaka
utf.tar.xz UTF package by S. Saito
vf-n2bk.tar.xz Virtual fonts to be used by NTT-jTeX and dvipsk

XeTeX for W32

XeTeX についての詳細は [ English page ] を見てください。

                       XeTeX for W32 のインストール方法

(1) 最新の web2c-w32.tar.xz, web2c-lib.tar.xz を入手して、
    TeX のインストールトップディレクトリで展開して下さい。

(2) xetex-w32.tar.xz を TeX のインストールトップディレクトリで展開して
    下さい。

(3) TopDir/share/texmf/fonts/conf に移動し、(つまりカレントディレクトリ
    とし) そこにある fonts.conf というファイルを編集します。編集するのは
    "Find fonts in these directories" というセクションだけです。
    そこにはデフォルトで、 Windows のシステムフォントディレクトリが
  <dir>c:/windows/fonts</dir>
    として入れてありますから、このままで良い場合は編集する必要はありません。
    ディレクトリの名前が違う場合には変更する必要があります。
    Windows のシステムフォントディレクトリの他に、追加したフォントの
    ディレクトリがあれば、同じディレクトリ TopDir/share/texmf/fonts/conf
    にある local.conf というファイルに、以下の例のように追加することが
    できます:

  <dir>c:/w32tex/share/texmf/fonts/opentype</dir>
  <dir>c:/w32tex/share/texmf/fonts/truetype</dir>

    なお、サブディレクトリは自動的に検索されますから、一番上のディレクト
    リを書いておくだけで充分です。

(4) コンソール上で
    fc-cache -v
    なるコマンドを実行して下さい。これはフォントディレクトリにある各ファイル
    をスキャンして、キャッシュファイルを作成するコマンドです。キャッシュ
    ファイルは、TopDir/share/texmf/fonts/cache に作成されます。
    大きいフォントファイルが大量にあると、このコマンドは終了までに数分かかる
    ことがありますから、気長に他の仕事をしていて下さい。

以上でインストールが終了します。使用可能フォント名は、通常のものが使えます。
名前を見たい場合は、 fc-list >namelist.txt とすると、 namelist.txt に記録
されます。ただし utf8 で記録されますから、もし shift-JIS で見たかったら
nkf -s namelist.txt >namelist.sj とすれば良いでしょう。あるいは最初に
fc-list | nkf -s >namelist.sj とすると、直接 shift-JIS のファイルになります。

XeTeX W32 のサンプル を読む。
Acrobat などの PDF Reader が必要です。


pLaTeX 用 GT フォントパッケージ

本田知亮さん、稲垣淳さんとの共同による、pLaTeX 用 GT フォントパッケージです。 GT フォント番号、Shift-JIS コード、代理文字(いわゆる嘘字)の、3 種類の 入力法をサポートしています。また、奥村さんによる新ドキュメントクラスにも 対応しています。ディスク領域に余裕がある場合には、 Omegaj パッケージを利用して、Type1 フォントを作成しておくと、 PostScript に Type1 フォントを埋め込み、質の良い PDF を作成すること も可能です。適当な一時ディレクトリで展開し、README.txt (Unix システム の場合には README.euc) を読み、それに従ってインストールして下さい。 gt200001.ttf と gt200009.ttf を Ver. 1.10 に、 gt200011.ttf を Ver. 2.32 にバージョンアップしなければいけないことに ご注意下さい。


TeXtrace on Win32

TeXtrace を Windows 上で実行できるようにしたものです。 TeXtrace は、METAFONT ソース、より一般的には PK フォントから Type1 フォント (PFB 形式) を生成するユーティリティです。 これはどこかのディレクトリにインストールするというものではなくて、 適当なディレクトリに展開して、そこで作業をするというものです。 展開したら、文書 README-W32.txt を読んで下さい。 なお、Windows Vista 上では動作しないことが知られています。


GPL Ghostscript 9.02 バイナリ

GPL Ghostscript 9.02 の Windows 用バイナリのフルセットです。 本家との違いは、以下のようです:

1. -dWINKANJI なるオプションで、OS が認識する日本語 TrueType
   フォントや、日本語 OpenType フォントを使って、Win32API 経由で
   PSを表示するという付加機能を持っています。
2. Resource/Init その他の内容をバイナリに含んでいません。

インストール法

1. gs902w32full-gpl.zip を適当な作業ディレクトリで展開します。
2. setupgs.exe を実行して、Ghostscript をインストールします。
   このとき、
   Use Windows TrueType fonts for Chinese, Japanese and Korean
   をチェックしておいて下さい。こうすると、Windows のデフォルト
   フォントディレクトリにある CJK フォントを探して、cidfmap に
   適切なエントリを作成します。
3. C:\gs\gs9.02\bin と C:\gs\gs9.02\lib を PATH に付加します。
   ここで C:\gs の部分は、インストールしたディレクトリによって
   変化します。
4. CID フォントを持っている場合には、C:\gs\gs9.02\Resource\CIDFont
   にコピーしておきます。

   TrueType フォントのかわりに CID フォントを使いたい場合は
   C:\gs\gs9.02\lib\cidfmap で、/Ryumin-Light と /GothicBBB-Medium
   に関して記述してある部分を探して、それを

/Ryumin-Light      /HeiseiMin-W3 ;
/GothicBBB-Medium  /HeiseiKakuGo-W5 ;

   のように変更しておきます。

5. GSView で、
Options ---> Advanced Configure
Ghostscript Options: 編集ボックスに
-dWINKANJI
と記述しておくと便利でしょう。(これは必ずしも必要ではありませんが、
こうしておくと、OS が認識する日本語 TrueType フォントや、日本語 OpenType
フォントを使って、Win32API 経由で PS を表示する付加機能が使用できます。)


GPL Ghostscript 8.71 バイナリ

GPL Ghostscript 8.71 の Windows 用バイナリのフルセットです。 本家との違いは、以下のようです:

1. -dWINKANJI なるオプションで、OS が認識する日本語 TrueType
   フォントや、日本語 OpenType フォントを使って、Win32API 経由で
   PSを表示するという付加機能を持っています。
2. Resource/Init その他の内容をバイナリに含んでいません。

インストール法

1. gs871w32full-gpl.zip を適当な作業ディレクトリで展開します。
2. setupgs.exe を実行して、Ghostscript をインストールします。
   このとき、
   Use Windows TrueType fonts for Chinese, Japanese and Korean
   をチェックしておいて下さい。こうすると、Windows のデフォルト
   フォントディレクトリにある CJK フォントを探して、cidfmap に
   適切なエントリを作成します。
3. C:\gs\gs8.71\bin と C:\gs\gs8.71\lib を PATH に付加します。
   ここで C:\gs の部分は、インストールしたディレクトリによって
   変化します。
4. CID フォントを持っている場合には、C:\gs\gs8.71\Resource\CIDFont
   にコピーしておきます。

   TrueType フォントのかわりに CID フォントを使いたい場合は
   C:\gs\gs8.71\lib\cidfmap で、/Ryumin-Light と /GothicBBB-Medium
   に関して記述してある部分を探して、それを

/Ryumin-Light      /HeiseiMin-W3 ;
/GothicBBB-Medium  /HeiseiKakuGo-W5 ;

   のように変更しておきます。

5. GSView で、
Options ---> Advanced Configure
Ghostscript Options: 編集ボックスに
-dWINKANJI
と記述しておくと便利でしょう。(これは必ずしも必要ではありませんが、
こうしておくと、OS が認識する日本語 TrueType フォントや、日本語 OpenType
フォントを使って、Win32API 経由で PS を表示する付加機能が使用できます。)


GNU Ghostscript 7.07 W32 バイナリ

GNU Ghostscript 7.07 のバイナリです。オリジナルのものに付加して、 淺山和典さんによる Win32API ドライバを組み込んでいますので、 OpenType フォントや TrueType フォントなど、 OS が認識する任意の日本語フォントによって高品質な出力を 得ることができます。Win32API ドライバの仕様を拡張して、 Win32API で Bitmap データを得て、それを直接出力することができるようにし ており、これをデフォルトとしています。 GNU Ghostscript 7.07 には、gs-cjk team によって開発された技術が採用されており、他の Ghostscript における CID フォントと同じように、TrueType フォントを扱うことができるように なっています。従ってこの付加機能を使用しないでも、 日本語 ps、日本語 pdf を表示印刷できます。 Win32API ドライバが有効になるのは、オプション -dWINKANJI が指定された場合だけであり、それ以外の場合はオリジナルの 7.07 そのものです。 GSview 4.6 において

   Options -- Advanced Configure... -- Ghostscript Options
なるエディットボックスに
   -dWINKANJI
と書き込んでおくとよいでしょう。
1. gs707w32full.zip を展開したあと、インストールプログラム setupgs.exe
   を実行して指示に従います。
2. インストールディレクトリが c:/gs でない場合には、環境変数 GS_LIB
   の内容を
   d:\gs\fonts;d:\gs\gs7.07\lib;d:\gs\gs7.07\kanji
   のようにしておきます。最後の部分は Win32API ドライバによって参照
   されます。これで終わりです。
3. GNU Ghostscript 7.07 の Advanced setting を完成させます。ここで
   Advanced setting とは、CMap ファイルのインストール、手持ちあるいは
   フリーの CID フォントのインストール、各種設定ファイル
   (gs_res.ps, CIDFnmap など) の編集等を指しています。このキットを
   インストールすると、CIDFnmap に TrueType フォントを記述する場合、
   c:/windows/fonts、 c:/winnt/fonts は、見えるようになりますから、
   フォントファイル名だけを記述すればよくなります。なお、Win32API
   ドライバで使うフォントの設定は gs7.07/kanji/kconfig.ps
   を編集して行います。


ispell-3.3.02 for Win32


ドラッグ and ドロップ platex


Gnuplot 4.5 patch level 0 の Windows 版 (開発中の版)


DVIOUT

TeX において必須の previewer としては、東京大学の大島さんに よる dviout for windows をお勧めします。 [Dviout ディレクトリ] [current_in_Japanese] なるディレクトリに最新の正式版があります。 Dviout for Windows には印刷機能は勿論、 他に非常に多くの機能が搭載されています。インストールした後、 HELP をじっくりお読み下さい。

最新の dviout テスト用バイナリ

dviout 3.18.3ALPHA5 において、 40文字以上の長いフォント名を使うと落ちる点、および大きい dpi の pk 作成時に dpi 計算に矛盾が生じる点が訂正してあります。 なおこのテスト版は official なものでは無く、一時的なものです。


Generic utilities


W32 utilities


Akira Kakuto