核密約公表で米が悪影響懸念 ウィキリークスが公電公開

2011年5月8日 16時09分このエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 【ワシントン共同】日本の民主党政権が昨年公表した1960年の日米安全保障条約改定時の日米核密約に関し、公表は米国の安全保障政策に悪影響を与える恐れがあるとの懸念が米側から日本側に繰り返し伝えられていたことが分かった。内部告発サイト「ウィキリークス」が7日、関連する米外交公電をサイト上に公開した。

 核兵器を搭載した米艦船の日本寄港を認めた密約の効力継続を望み、公表に疑問を示す米側の基本姿勢がうかがえる内容で、日本の非核三原則との矛盾があらためて問題となりそうだ。

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