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2011年6月20日(月) 19:13 |
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高速休日割引終了で客足減少懸念
高速道路の休日上限1000円割引が打ち切られました。 客足の減少が懸念されるサービスエリアや、観光地など各地からは様々な声が上がっています。
おととし3月から始まった高速道路休日1000割引と、昨年6月からの無料化社会実験は、東日本大震災の復興財源に当てるため、19日で打ち切りになりました。 この制度が導入される前と比べると、山陽自動車道では、GWのデータで見ると普通車と軽四乗用車の交通量は、3割程度増えていました。 休日に瀬戸中央自動車道の早島ICから坂出ICに向かった場合、これまでは1000円で利用できましたが、今週末から2050円と負担が重くなります。 割引制度がスタートしてから、瀬戸大橋の交通量は、およそ2倍近く増えていたため、県外からの客足が減ることが懸念されています。 割引最終日の19日、高松市のうどん店には、大勢の客が訪れました。 山陽道と中国道をつなぐ岡山自動車道では、高速料金が無料になった昨年度、交通量の多い総社ICから賀陽ICまでの利用者が2〜3割増えました。 これまで平日、仕事で使っていた人からは、残念がる声も聞かれました。 真庭市の湯原温泉は、県南からの利用者も増えていましたが、この先、客足の鈍りが心配されています。 休日割引が終了した今、観光地などは、人をどうやって呼び込むか? 高速道路の料金に左右されない、魅力作りも今後の課題といえます。 これで上限1000円割引は終わりましたが、土日祝日、ETCを利用する普通車と軽乗用車は、5割引きが適用されます。
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