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汚染水、想定外の高濃度…処理装置の線量上昇

読売新聞 6月20日(月)20時18分配信

 東京電力は20日、福島第一原子力発電所の汚染水処理システムの放射線量が稼働直後に急上昇したのは、放射性物質を含む汚染水の処理前の濃度が想定外に高かったのが原因だったと発表した。

 東電は「吸着剤の順番を変えたり流量を調整したりすれば放射線量は下がる」としており、20日夜も通水試験を行い、早ければ21日の運転再開を目指す。

 東電は当初、吸着剤が予想より多くの放射性物質を吸着して放射線量が上昇したとみていたが、吸着剤を抜いて高濃度汚染水を流すだけでも浄化装置表面の放射線量が毎時11・55ミリ・シーベルトまで跳ね上がった。

 東電の松本純一・原子力立地本部長代理は記者会見で「放射線量がここまで高いとは思わなかった」と話し、汚染水を浄化するゼオライトやシリカなどの吸着剤の順序を入れ替えるなどして線量が急上昇しないよう調整し、運転再開を急ぐ。

最終更新:6月21日(火)1時52分

読売新聞

 

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