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ネカマの見分け方
2007.08.21 Tue 17:55 | エッセイ | 小説・文学
 ネットワークゲームに必要不可欠なもの、それは「ネカマ(ネットおかま)」である。ネトゲをやっている女性は少ない。実際の社会の女性の割合に比べて、格段に少ないといえる。実際の性別通りにキャラクターを作ったら、男性ばかりの実に暑苦しい世界になってしまうであろう。したがってある程度のネカマがいないとゲームの世界に潤いがなくなってしまう、いわば必要悪なのである。

 ネットワークゲームの花「ネカマ」。そのタイプには2種類ある。
 1つ目は中身は男だと公表しているタイプ。「キャラクターを育てて着せ替えをさせたい」といった育てゲー感覚の人から、「職業で選んだら女性しか作れなかった」「女性装備の方が充実していてゲームに有利」といった実務主義の人、そしてジョークとかノリといった特に何も考えていない人までさまざまである。
 2つ目は周囲に本当に女だと思わせるタイプである。「貢がせたい」「ちやほやされたい」という利益追求主義、「バカな男どもを見てニヤニヤしたい」という快楽主義、「一度女になってみたかった」という擬似体験派、さらには「理想の女性像を作りたい」というロールプレイヤーもいるであろう。
 なお、中には「自分は本当は女だと思う」という性同一障害の方もいると思われるが、この方々が現実の世界で苦しい思いをしていることは想像に難くなく、肉体という器のない精神世界であるネトゲーで女性を選択することは自然な成り行きであるため、ここではネカマの分類から外させていただく。

 さて、1つ目のタイプの人は、とくに周りに利害を及ぼすこともないので、私もあまり興味はない。
 問題は2つ目のタイプの人である。このタイプの人は本人の好むと好まざるとに関わらず、男性プレイヤーから多少なりとも注目を浴びることになる。ネトゲに異性との出会いを求める人はそれほど多くないが、やはり人間たるもの異性を見ると「そりゃ少しはよく思われたい」という心理が働くようで、無意識に口元も財布のヒモも緩くなるのである。騙すとまではいかないが、ネカマをやると儲かるという話を聞くのは事実である。
 不思議なことに、女性から見ると明らかに「おまえどう見てもネカマだろう!」とバレバレの人ほど男性陣からちやほやされていて、苦笑してしまう場合が多い。どうしたら男性が喜ぶかは男性が一番知っているという事らしい。しかしたまに「おまえどう見てもネカマだろう!」と決めてかかっていたネカマが実は女性だったというパターンもある。

 一昔前ならネカマを見分ける方法として、こんなものが有名だった。
  • 必要以上に女言葉をつかっている →○ならネカマ
  • エロトークにのってくる。 →○ならネカマ
  • 化粧品に詳しい。 →×ならネカマ
  • ファッションに詳しい。 →×ならネカマ
  • おいしいお店に詳しい。 →×ならネカマ
  •  しかし無駄にオンライン時間の長いネトゲプレイヤーをなめてはいけない。今となっては、これらはネトゲでは通用しない。むしろ逆の場合が多いといっても過言ではない。やたら化粧品の話ばかりしている女性プレイヤーは実にネカマくさいし、エロトークを喜ぶ女性プレイヤーには実際女性も多い。

     私は長年のネトゲ生活の中で、といっても4年強であるが、あるひとつの結論に行き着いた。それは「脳の性差」は埋められないという事実である。脳の性差とは「話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く」の本で有名になった、『男の子は教えられなくても銃が好きで、女の子は人形が好き』というアレである。
     脳の性差は遠い昔の男と女の役割、つまり狩猟と子育ての違いから来るものと言われるが、同書に沿った私の分析によれば、狩りゲーのやり方でその違いは顕著に現れる。
    チャットの違い
  • 男性にとって狩り中のチャットはただの通信手段や合図にすぎない。男性の脳は左右の連絡が悪く、一度にひとつのことしかできないため、右脳を空間認識に使ってしまう狩り中はほとんど感情なしに話す。基本的には沈黙して狩りをする。
  • 女性にとってチャットは意思疎通の道具である。話すこと自体が目的なので、相手が聞いていなくてもしゃべり続ける。女性の脳は左右のパイプが太いので、狩り中でも狩りと無関係の話ができる。沈黙は嫌悪のしるしと捉える。

  • 行動パターンの違い
  • 男性はひたすら獲物を狩るスキルを上げる。行動は広範囲で、冒険、旅行、新奇なものを好む。
  • 女性の行動目的は、何かを育てることと他人との交流である。行動範囲は狭く、静止的で単調な手元の作業が得意で、2つ3つの作業を同時こなせる。

  • 空間能力の違い
  • 男性は右脳、すなわち空間能力が発達しているので、対象物を回転させたり、障害を回避しながら進んだり、立体的にものを眺める3Dゲームが得意である。また頭の中で地図を回転させ、どちらに進めばよいか判断できる。しかもその情報を蓄積しておけるので、地図を見なくても元の場所に戻ることができる。
  • 女性は空間能力が乏しい代わりに記憶力や察知能力に優れている。通ってきた道に何があったかを覚えており、目印と勘だけを頼りに移動する。

  •  もちろん一概に必ずこうだとは言えず、女脳的な男性が12%、男脳的な女性が10%は存在するらしい。だがどうだろうか?全部とまではいかないが、だいたい当たっているのではないだろうか?こうした脳の性差は受胎後6〜8週間における脳の発育段階で決められるものであり、お互い真似をしようとしてもなかなかできない事ばかりなのである。

     そこで私はこれらを踏まえ、「ネトゲにおけるネカマの見分け方」をここに提案したいと思う。
     どんなに女性らしく振舞っていても、こんな人には男脳臭がぷんぷんする。要注意だ。
  • 狩り中は黙る。
  • チャットの文章は一行が短い。
  • あちこちMAPを変えて動き回る。
  • しかも移動が異常に速い。
  • 自分や他人のスキルを必要以上に気にする。
  • ターゲットは常に前方中央に置く。
  • 作業ゲーが苦手だ。
  • 狩りと作業など同時に複数のことができない。
  • 遊び時間とスキル上げ時間との切り替えがはっきりしている。
  • カッとなって無謀な戦闘をしかけてしまう事がある。
  •  さらにブログや日記をつけていれば、それも参考になる。その内容が自分のスキルやスコアの話ばかりなら男性、他人とのチャット内容など交流の話が多いなら女性と思ってほぼ間違いない。ただ、ブログに関しては後から作りこむ事もできるため、それだけで判断することは一概に難しい。あくまでも瞬間の動きで判断するのがよいであろう。
     あの子に恋してしまったという男性、あの子とは親友になれそうだという女性、いろいろいるだろうが、上記チェックで7つ以上あてはまるようであれば、その女性キャラクターは残念ながら男性である可能性が大である。静かにあきらめる事をおすすめする。

     最後の望み?をひとつ。一見ネカマのようでも、こんな人は間違いなく女性である。
  • 基本的にモタモタしている。
  • 狩り中にひとりでぶつぶつ言っている。
  • 狩りがうまくできないと言って怒る。
  • 道に迷ったと言って怒る。
  • 話を聞いてくれないと言って怒る。
  • 話をしてくれないと言って怒る。
  • なんだか知らないが怒る。
  • さっきまで怒っていたのに突然静かになる。
  • 静かになったと思ったらいつの間にかいなくなる。
  • そしてコレは猛烈に怒っているサインである。気をつけていただきたい。

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