ハマの夏は節電ナイター　日没まで照明なし！

　横浜は２０日、東日本大震災による福島第１原発事故の影響による夏の節電対策として、横浜スタジアムのナイターで日没までは照明をつけずに試合を行うプランを明らかにした。今季は、開始５分前に通常の半分を点灯していたが、日の入りが午後７時ごろになる場合、照明をつけず試合を始める。

　球団関係者は“節電ナイター”について「開始直後の時間帯、西日も当たってかなり明るい。今までは“ナイター”と銘打っている以上、必ず点灯していたが、夏場の電気需要量を減らすためとなれば理解が得やすい」と検討を開始。点灯のタイミングは、プレーに支障のないように審判団の判断を仰ぐ。

　また「浴衣を着て観戦される方や水着姿の方の入場料割引も検討したい」と球団関係者。水着観戦の是非もあるが「今までは不謹慎といわれるものでも節電下のナイターなら理解を得られるのではないか」とした。