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【プロ野球】

阪神 榎田を“放牧” リーグ戦再開まで充電

2011年6月21日 紙面から

 阪神の榎田大樹投手(24)が24日のリーグ戦再開までの4日間、“放牧調整”されることになった。山口投手コーチが明かした。阪神は21日から練習を行うが、勝利の方程式に欠かせない存在となったルーキー左腕は、疲労回復を第一に調整することになった。

 「榎田は放牧やな。(練習も)キャッチボール程度。ブルペンも毎日は入らんよ」。同コーチはそう公言した。放牧とは、競馬でいう馬を牧場に戻して休養やリフレッシュさせる調整法。当然ながら榎田が牧場に行くわけでなく、休養、リフレッシュさせるという意味である。

 榎田は今季、中継ぎとして21試合に登板し2勝2敗の12ホールド、防御率は1・71と、ドラフト1位の看板通りの活躍をしている。チーム関係者は「このままなら球宴にも選ばれるかも」と期待するほど。

 ただ、当初は起用法が勝ち試合限定でなく、イニングまたぎをすることもあった。だからこそ、見えない疲労が心配の種である。実際、本調子のときほどの安定感抜群の投球は影を潜めつつあった。この4日間で疲れを取り除き、榎田を完全再生させる。 (島田明)

 

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