厚労省が線量測定で東電指導 作業員69人の連絡先不明厚生労働省は20日、福島第1原発で3月に緊急作業に当たった作業員について、内部被ばく線量の未測定者が125人に上り、うち69人とは連絡が取れていないことを明らかにした。 同省の健康管理対策推進室は「遺憾だ。一人の漏れもなく線量管理してほしい」としており、同日、6月末までに測定結果を報告するよう東京電力を指導。ホームページなどを通じて未測定者に測定を呼び掛けることも求めた。 厚労省によると、連絡の取れない69人はいずれも東電の協力企業などの関係者とみられる。東電が各社に照会したところ、約半数は「うちにそういう労働者はいない」などと回答した。 【共同通信】
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