'11/6/21
海賊対策で海自護衛艦出港
アフリカのソマリア沖の海賊対策で、呉市の海上自衛隊呉基地を母港とする護衛艦さみだれ(4550トン)と同うみぎり(3550トン)の2隻が20日、第9次隊として現地に向け出港した。3月に呉基地から派遣された第8次隊と交代し、タンカーなどを護衛する。
出港行事には隊員の家族たち約800人が出席した。松本大輔防衛政務官は「高い士気を持って任務に励み、全員無事に帰国してほしい」と隊員約380人を激励した。派遣部隊の指揮官を務める第4護衛隊の大判英之司令は「乗員一丸となり任務の遂行に励む」とあいさつした。
呉基地からの派遣は3回目。2〜3週間後に現地に着き、第8次隊の護衛艦いなづま(4550トン)と同さざなみ(4650トン)の2隻と交代して活動する。
【写真説明】隊員の家族たちに見送られて出港する護衛艦さみだれ