道場開きで鏡割りをする猪木会長。積極的に中国進出を図る意向を示した (撮影・今野顕)【フォト】
8月27日に東京・両国国技館で東日本大震災復興イベント「異種格闘技オールスター戦」(サンケイスポーツなど後援)を開催するIGFのアントニオ猪木会長(68)が20日、都内に「猪木道場」を開設した。
プロ選手育成のため念願の新道場を開いた猪木会長は早速、大相撲の元幕内若麒麟の鈴川真一(27)ら6選手の練習に熱視線。「今後は中国からの留学生も来る」とも話し、IGF初の海外大会を10月に中国と台湾で開く予定だとした。
また、新たなスター候補として、中国出身の元幕内蒼国来(27)の獲得に改めて意欲を示した。蒼国来は八百長問題で日本相撲協会から受けた解雇処分を不服として係争中だが、猪木会長は「鈴川も一生懸命やっている。立ち上がる姿をリングで見せてほしい」と、プロレスラー転向へラブコールを送った。(丸山汎)
(紙面から)