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　今年デビュー２０周年を迎える国民的人気グループ・ＳＭＡＰが、２０周年記念活動を東日本大震災のチャリティーとすることが１９日、わかった。８月１７日に発売されるアルバム「ＳＭＡＰ　ＡＩＤ」をチャリティーアルバムとし、購入者をデビュー記念日の９月９日にデビュー発表の地・西武園ゆうえんち（埼玉県所沢市）での無料イベントに招待。また、ファンクラブ限定の有料イベントの全収益を義援金とすることも明らかになった。支えてくれたファンへの２０年分の感謝と、被災したファンを支援する温かい活動となる。

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　２０周年の節目の年にＳＭＡＰ５人が全国のファンに「２０年分のありがとう」と「勇気を胸に頑張ろう」のメッセージを届ける。

　ＳＭＡＰがＣＤデビューしたのは１９９１年９月９日。前日の８日に台風の中、デビュー曲「Ｃａｎ’ｔ　Ｓｔｏｐ！！‐ＬＯＶＩＮＧ‐」の発売イベントを西武園ゆうえんち・波のプールで行った。

　あれから２０年。今や「国民的グループ」と呼ばれるまでになった。本来なら「デビュー２０周年」を華々しく謳（うた）うところだが、３月１１日に東日本大震災が発生。メンバーは「感謝の気持ちを伝え、みんなを勇気づけたい」と話し合ったという。

　８月１７日発売の「ＳＭＡＰ　ＡＩＤ」は「みんなを勇気づけるＳＭＡＰの曲」というテーマで、これまでに発表したＳＭＡＰの曲からファンの投票により収録曲を決定。１２月末までの期間限定発売で、１枚につき２００円がジャニーズ復興支援プロジェクト「Ｍａｒｃｈｉｎｇ　Ｊ」を通じ被災地に寄付される。

　また、ファンと間近に触れ合いたいとの考えから全国５カ所で「ＳＭＡＰファンミーティング２０１１」を開催。デビュー記念日の９月９日には原点の地、西武園ゆうえんち・波のプールでアルバム購入者から抽選で選ばれた１万人を招待し無料イベントを開催するほか、福岡、北海道、神戸、名古屋ではファンクラブ限定の有料イベントを開催。全収益を「Ｍａｒｃｈｉｎｇ　Ｊ」に寄付する。

　リーダーの中居正広（３８）は「ファンミーティングはまた一つ新しい試みだと思うので、今から楽しみにしています。またアルバムは投票で収録曲が決まるということで、どんな曲があがってくるか楽しみです。ぜひ皆さんに投票していただき、一緒に参加してほしいと思います」とコメントした。