公益財団法人認定を目指す日本相撲協会は16日、東京・両国国技館で公益法人制度改革対策委員会の会合を開き、問題とされる年寄名跡に関して一定の方向性を出すことが出来なかった。公益財団法人認定に向けて年寄名跡の高額な売買が問題視されている中、売買を禁止するか否かなどで意見がまとまらなかった。
出席した春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「いくつかある方向は出した。内容については話せないが、宿題をもらって予習をしなさいよということ」と話した。17日に対策委のワーキンググループによる会合が行われ、再度、年寄名跡に関する改革案を練り直す。
年寄名跡売買で意見まとまらず/年寄名跡、方向性一本化できず 日本相撲協会/日本相撲協会、年寄名跡は改善に消極的/相撲協会、年寄名跡改善に消極的 改革工程表/栃煌山、稽古で収穫「感覚戻ってきた」
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