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KENSO、入場で右足負傷!?「世界タッグ獲れたのは奇跡の奇跡!!」

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入場で調子に乗り右足を負傷していたことを明かした世界タッグ王者KENSO【写真提供:全日本プロレス】

 6月20日(月)、都内にある事務所で昨日両国国技館にて開催された全日本プロレスの『2011 プロレスLOVE in 両国 Vol.12』の一夜明け会見が行われ、グレート・ムタとのタッグで曙&浜亮太を破り、世界タッグ王者となったKENSOが出席。昨日の試合で足を負傷していたことを告白すると共に、パートナーのグレート・ムタに対しては、「ノーサンキュー!」と偽らざる気持ちを激白した。

 リング上だろうが、会見場だろうが、KENSOワールド全開だ。相変わらずのハイテンションで会見場に乗り込んできたKENSOは、「全日本プロレス、いい意味でも悪い意味でも業界の中心に立っている! それを昨日の両国でビチビチと感じてしまいました」と独自の見解を主張した。
 両国大会はいつも以上の観客のノリの良さも感じることができた。そんなKENSOは、観客のノリの良さに煽られて、入場時にはいつもと違う行動を取ってしまった。通常、KENSOは会場に入ってくると、リングの周囲をグルリと一周してからリングイン。そして、コーナーポストに上がり、両手を広げて、「エル・アギラ・インペリアル」と呼ばれる、メキシコの象徴とも言うべき鷲を模したポーズを行う。今回の両国大会ではKENSOは調子に乗って、そのポーズをPPV放送の解説席の机の上でやってしまったのだ。
 この傍若無人な行動にバチが当たったのだろう。なんと右のふくらはぎに肉離れの症状を負ってしまったというKENSO。「足場が悪くて揺れたんですね。ガクッときたら、そこに渕(正信)さんの顔があって、その顔を見たらブチッと……」とその理由を語ったが、「このあと試合をしたのは奇跡! ベルトを獲れたのは奇跡の奇跡! 普通の人間なら救急車だが、いろんな修羅場をくぐってきた私だから耐えられました」と自画自賛だ。もっとも、会見場でも普通に歩けていたのだから、実際には大した症状ではないようだが……。

 一方、試合中もコンビネーションらしいコンビネーションも出せず、試合後には「最も力を入れている」というマイクアピールの最中に毒霧を噴きかけられたパートナーのムタに対しては、「微妙ですね。基本的にはノーサンキュー。一人でもタッグのベルトを守っていきたいと思っています」と相変わらずの不仲ぶりを激白。「タッグは二人の力を合わせて闘うものですが、ライバルであってもいい。敵同士というか、そのギリギリのラインにいるのが組んでもいい」とムタとのタッグに関する見解を述べた。
 現在、世界タッグ王座へは太陽ケア&大森隆男のタッグが挑戦を表明している。「ピュアな全日本生まれの選手という認識があります。相手としてはいいですね」と受けて立つ構えを見せているが、パートナーがパートナーだけに防衛戦が綱渡りになるのは確実だ。
 最後に「社長は変われど、KENSOは変わらず! 社長は変われど、全日本は変わらず! 社長は変われど、ムタも変わらず! 以上!」と高らかに意味不明なことを宣言したKENSO。会見場ですれ違った征矢学に「あなた、顔が気持ち悪いですよ!」と無用な遺恨を振りまいて、九段下の雑踏へと姿を消したのだった。

■全日本プロレス『2011 SUMMER ACTION SERIES』
7月31日(日)愛知・愛知県体育館 開始16:00

<三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]諏訪魔
[挑戦者]真田聖也
※5度目の防衛戦)

■7月18日(月・祝)東京・後楽園ホール 開始12:00

<タッグマッチ>
諏訪魔、船木誠勝
太陽ケア、真田聖也

<シングルマッチ>
征矢 学
関本大介

<タッグマッチ>
浜 亮太、中之上靖文
岡林裕二、河上 隆

[記事提供:全日本プロレス]

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[ スポーツナビ 2011年6月20日 21:29 ]

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