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【格闘技】

望月 2度目の防衛成功 次はB×Bハルクが名乗り

2011年6月20日 紙面から

神田をブルドッキング・ヘッドロックで攻める望月成晃(右)=福岡・博多スターレーンで

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◇ドラゴンゲート オープン・ザ・ドリームゲート選手権

 ▽19日▽福岡・博多スターレーン▽観衆2000人

 望月成晃(41)が2度目の防衛に成功した。挑戦者・神田裕之(32)に左膝を攻められ大苦戦したが、右ハイキックから三角蹴りの連係でフォール勝ち。V3戦の相手には、5月に行われたトーナメント「キング・オブ・ゲート(KOG)」の優勝者、B×Bハルク(30)が名乗りを上げた。

 望月にとって神田は、赤っ恥をかかされた因縁の相手だった。KOGの準決勝で、トーナメントの本命だった望月は、伏兵と見られていた神田のジャーマンスープレックス・ホールドで完敗。現役王者には許されない醜態をさらした。

 今回の防衛戦は、自ら挑戦者に神田を指名したリベンジ戦。だが、左膝を集中攻撃され、膝十字固めや4の字固めに脂汗を流した。しかし、神田がフィニッシュにきたジャーマンをカウント2ではね返すと、利き足でない右足でキック攻勢。コーナーポスト両側のロープを順に踏み、勢いをつけて飛ぶ三角蹴りは完ぺきなタイミングだった。

 次の挑戦者はヒールに転向したハルクが決定的。試合後「そのしわだらけの顔をボコボコにしてやる」と挑発されてもみ合いになったが、望月に反撃する力はなし。観客に「応援ありがとうございました」とだけ告げて座り込んでしまった姿が激闘を物語った。 (大西洋和)

 

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