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【サッカー】

清武、流れ呼び込む先制弾 浜田ゴールもアシスト

2011年6月20日 紙面から

◇ロンドン五輪アジア2次予選

 正確な状況判断と確かな技術で、MF清武がチームを初戦勝利に導いた。

 前半18分だった。MF山村のパスからDF比嘉が左サイドを崩し、ゴールライン近くから折り返す。清武は「あの深い位置からは絶対ファーに来ると思ってた。あとは押し込むだけのいいボールでした」と正確に状況を判断して、ヘッドで先制点を奪ってみせた。

 前半37分の右CKでは「鈴木が相手を引きつけてくれていたので、浜田のいる真ん中に蹴った」と正確なプレースキックで追加点をアシスト。スタンドで真梨子夫人が見守る中で清武は1得点1アシストの活躍、大事な勝利をたぐり寄せた。

 C大阪所属の清武だが、経営難のために離れた前所属の大分では、清武3兄弟の一人として幼いときから注目を集め、大分ユース“最高傑作”との評判を集めた。その技術の高さをこの一戦でも見せつけた。

 後半22分の失点も清武は気にしていない。「きょうは守備陣はよく守っていたし、チャンスがあったので、もっと点を取りたかった。1失点? 次、勝てばいいです。最終予選に向かうためにも、次も先制点を取って勝ちます」。清武は強気に言い放ち、2戦計で競り負ければ終わりの2次予選突破を信じて疑わなかった。 (相原俊之)

 

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