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【プロ野球】

巨人今季初2ケタ得点 沢村の東京ドーム初勝利アシスト

2011年6月20日 紙面から

巨人−西武 7イニング無失点で東京ドーム初白星を挙げ、ファンと笑顔でタッチする沢村(由木直子撮影)=東京ドームで

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◆巨人10−1西武

 こんな巨人を待っていた。開幕から50試合。看板の重量打線がようやく大爆発した。4度の3連打に2本塁打。2試合連続の2桁安打となる14安打で今季初の2桁得点となる10得点。今季最大9点差の大勝劇に、原監督の言葉も大きく弾んだ。

 「打つべき人が打つとこういう点数になりますね。ホントに、こう…、おなかにつかえていたものがパ〜ンと出るようなね。こんな勝ち方は今季初めてだね!」

 先制打はラミレス。しかし、指揮官の言う“つかえ”を解消したのは打率1割8分8厘と不振にあえいでいた小笠原だった。4回の第2打席で連続打席無安打を24で止める2点二塁打を放つと、第4打席にも中前適時打で今季初の3打点。「打順とは関係なく、やらなくてはいけない」。前日18日から6番に降格されたサムライが長い眠りから覚め火を付けた。

 6回にはこちらも打率2割2分と苦しんでいた阿部が3号2ラン。「落ちるところまで落ちた。試行錯誤していくしかない」。先月18日の楽天戦(Kスタ宮城)以来22試合ぶりの本塁打は、関係者を通じて横浜・スレッジから譲り受けたバットが生み出した一撃だった。

 前戦まで1試合平均2・74得点の貧打病が一気に解消。ペナントレース再開まで4日間の“休み”が何とももったいないような今季最高の1勝だった。 (井上学)

 

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