【社会】全裸検査「規律維持に必要」 名古屋刑務所、人権団体に回答2011年6月20日 23時42分 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本(東京都)は20日、受刑者の尊厳を傷つけるとして、工場に出入りする際に実施している集団での全裸検査を中止するよう要請していた名古屋刑務所(愛知県みよし市)から「規律維持の観点から必要」と回答があったと発表した。 刑務所は、この日施設を訪れた団体メンバーに口頭で伝えた。訪問後、会見したアムネスティ関係者は「恒常的な全裸検査は規模がさらに大きい東京と大阪の刑務所でも実施されておらず、名古屋だけ」と批判。廃止を目指し、法務省矯正局などに近く期限付きで回答を求める。 名古屋刑務所の担当調査官は20日、取材に「反則行為を防ぐ意味がある。将来的には見直す可能性もあるが、現時点で変えるつもりはない」と話した。 (中日新聞) PR情報
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