事件青少年向けの推奨携帯電話の「基準」を決定 東京都が全国初 首都圏3県でも2011.6.20 21:01

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青少年向けの推奨携帯電話の「基準」を決定 東京都が全国初 首都圏3県でも

2011.6.20 21:01

 東京都は20日、保護者が18歳未満の青少年に携帯電話やPHSを持たせる場合の推奨基準を全国で初めて取りまとめた。都では保護者が子供に持たせる携帯電話を選ぶ際の参考にしてもらいたい考えで、この基準に基づき、都青少年健全育成条例に施行規則を定め、7月1日から施行する。基準は首都圏3県でも採用される。

 基準をつくることで、携帯電話のインターネット接続などによって起こる、ネット上のいじめやトラブルから青少年を守ることが狙い。青少年を「おおむね小学生」と「おおむね中学生以上」に分け、それぞれに合った機能を持つ携帯電話を推薦する。

 小学生向けの携帯電話は「保護者らとの連絡用」と位置づけ、基本的に通話機能とメール機能に限定。中学生以上には、インターネット利用も可能だが、有害なサイトにつながらず、深夜の利用制限ができるようなものとした。

 今後、携帯電話事業者からの基準に合致した機種の申請を受け付け、10月以降に開催される都の検討委員会を経て、推奨携帯電話が販売される予定。

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