福岡県警田川署は20日、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで、同県田川市弓削田、ヘルパー衛藤葉子容疑者(39)と、元夫で同県大任町今任原(いまとうばる)、指定暴力団太州会系組幹部の衛藤敏弘容疑者(44)を逮捕したと発表した。
同署によると、葉子容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認、敏弘容疑者は認めているという。
逮捕容疑は、2人は共謀して13日午後3時すぎ、田川市内の倉庫に、覚せい剤約0・2グラムを営利目的で所持した疑い。同署は倉庫から白い結晶が入ったポリ袋29袋(計約63グラム)と注射器830本、刃渡り約60センチの日本刀1本を押収した。同署は、結晶は覚せい剤とみて鑑定を進めている。
=2011/06/20付 西日本新聞夕刊=