グチを聞くのは疲れるもの。真面目に受け止めていると、こちらもだんだんネガティブな気持になってきてしまいますね。とはいえ、相手も「うっぷんをどこかで晴らしたい!」と思ってグチを言ってくるのであって、つっぱねることもできず…。そんなとき覚えておきたい、グチを聞くときのあいづちに使えるマジックワードがこちら!
■1:同情する→例「大変だったね」
相手が不満や不服に思っていることについて、ねぎらいの言葉をかけましょう。「本人にとって嫌なことがあったから愚痴を言うのだ」と考えて、内容はどうあれ、相手に起きた不幸なできごとに同情しているスタンスで話を聞いてください。相手に同情するワードとして、「それはひどいね!」「つらかったね」なども会話にまぜてみるのも効果的です。
■2:評価する→例「頑張ったね」
「自分に対しての評価が不当である」という不満を話す人もいます。「こんなに頑張ったのに、上司は理解してくれない」「ここまでしたのに、相手はわかってない」…など。こんなときは、相手の努力を評価してあげましょう。結果はどうあれ、「努力した」「頑張った」ことについて、「すごいね」「よく耐えたね」などのワードをまぜながら、相手を評価してあげてください。
■3:肯定する→例「気持ちわかるよ」
男性に比べて、女性は「共感」を強く求める傾向があるといいます。相手はアドバイスや批評ではなく、「自分の不幸なできごとについて共感してほしい」「自分は間違っていないと肯定してほしい」と思っている人も多いようです。「あなたは間違ってないよ」「相手はわかってないね」などのワードを使い、相手を肯定する姿勢を心がけましょう。
――ストレスがたまったとき、たまにはグチを言って発散するのは誰にでも必要なこと。「グチなんて聞きたくないよ!」とつっぱねるのではなく、うまくかわしてあげるのも優しさですよね。ただし、本当に相手のことを思うならグチを言いっぱなしにするのではなく、ガス抜きをしたあとで前向きになれるよう忠告するのも、また優しさなのかもしれません。
(著:nanapiユーザー・hase0831 編集:nanapi編集部 写真:はらおち from 足成 http://www.ashinari.com/2010/04/19-035988.php)