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最も参考になったカスタマーレビュー
132 人中、109人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
震災便乗本,
By marantaranta (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 東日本大震災とアセンション―地球の高次意識からのメッセージ (単行本(ソフトカバー))
これは酷い・・・。
今回、新品でこの本を購入しました。 まず、本の間に挟まっているヘミシンク・セミナーの案内やヘミシンクCDの案内にいやな予感がしましたが、本書を読ん でその思いが的中しました。(著者の坂本氏は日本で多くのヘミシンク関連事業をされている) 東日本大震災と関連付けて描かれているのは、最初の120ページ位で、その中でも数箇所へミシンクのPRが入ります。 たとえば、震災で身近な方をなくされた方は、へミシンクをすればいいとの事です。(P105)親を亡くした乳幼児から、 身内を全て亡くされたご高齢の方まで???その費用と面倒は誰が見られるのでしょう? それを得意げに「亡くなったご主人や家族に会いたい一心で、ヘミシンクを聞き始める方がけっこういらっしゃいます。 そして、私の会社のへミシンクのセミナーに何度も参加されて、ついに会えるようになり、人によっては、日常的に交信を されるようになる方もいらっしゃいます。」って・・・。 最後の20ページ位は、へミシンクや自著のPRです。一昔前の新興宗教の本を読んでいるようです。 そしてやはり仰ると思っていましたが、今回のことで亡くなられた方々は“みなそれを承知でこの生を選んできている” との事です。(P14)こういった事はスピリチュアル好きな仲間内で話せばいいことで、まだ多くの痛みが残るこの時期に、 得意満面に言うことではないと思います。しかも震災を起こしたご本人(神?)が・・・。 今回の震災では、民間や団体を問わず多くの方々が現地に赴き支援活動をしております。 そういった方々は、現地の惨状を認識した上で黙々とそれぞれの役割をこなしておりますが、多くは語りません。 それは、人には共感能力というものがあるからです。時に圧倒的な痛みの前では言葉は無力であることに気付くこともある からでしょう。スピリチュアルであると言うことを履き違えた方が、タイミングも考えずこの様な広告だらけの卑しい便乗 書籍を出すのは、ひとえに共感能力の欠如としか思えません。 そもそも今回チャネリングされた大地の女神“ペレ”(名前は重要ではないとの事)も言ってることが所々矛盾しています。 最初にペレは人々の意識の発展の為に今回の地震を起こしたと言っています。(P14)そして続けて「悲しみに包まれている 方々にはお気の毒ですが、ご理解願います」と言っています。えっ・・・理解する前に亡くなられた大勢の方々は・・・? そしてこの後この神様は、自分が起こした震災を通して人々の心に思いやりの心が生まれた事に大変ご満足されているよう です。しかもこの神様は、映画の『アバター』もご覧になっているようです。(P74)また、バシャールと同じ事を仰って いたり(P93)、へミシンクに関してもお詳しいようでモンロー研究所に関しても言及し、PR活動に一役買っています。(P57) もちろん分かる方にはわかると思いますが、地球を司る神様はこんなことは言いませんし、興味の対象外でしょう。 今回、なぜこの様な震災が日本で起こったかについても、プレートにストレスが溜まっていた物理的な理由もあるようですが、 日本人は精神的に優れた特質を持っており、世界の規範になる事ができるからだそうです。(P18)他の災害が起こる理由とし ては、地域の住民のネガティブな感情が災害を引き寄せる場合もあるそうです(これもよく言われてますが・・・)。要する に精神性が優れていても、ネガティブでも災害に見舞われるのですから救いようがありません。なんせ今回の震災を起こした 神様が仰っているのですから・・・。 これは言い替えると、天災は忘れた頃にやってくるってことでしょうか?実はこれは何も言ってないのと同じです。バシャー ルのパラレルワールドの理論と同じです。(細かい説明は省きますが、個人的にはバシャールのチャネリングも宇宙存在にし てはそれ程クオリティーは高く無いと思います) また、津波に会われた地域の復興に関しては、海岸沿いは仕事をする場とし、住居は高台に作るべきだとか、過去にTVで解説 者が言っていたことをそのまま言っていたりします。スピリチュアルな言及に関しましても特に目新しい事は無く、世界の動 向についてはある程度冷静に社会情勢を見られる方なら思いつくことばかりです。 2012年に関しても取り上げていますが、もう来年の話だからでしょうか、こんな情報もあります、こんな情報もあります とどうとでも取れる曖昧な言い回しに終始しており、とても地球を司る神様には思えません。2012年をタイトルに冠して 書籍を売ってきた坂本氏の責任回避の布石でしょうか? 正直申しますと、坂本氏がチャネリングされている存在は大地の女神などではなく、氏の分裂した自己であると思います。 私は、チャネリングを否定する者ではありません。国の内外を問わず素晴らしい書物はたくさんあります。 ただ、その質は問われるべきであり、明らかに過去の焼き直しや経済的な広告活動には注意すべきだと思います。 書籍のタイトルは『東日本大震災とヘミシンクのすすめ』なら納得できますし、私も購入しなかったでしょうからこんなレビ ューを書かずに済んだのですが、あまりにも酷い内容だったので同じ思いをされる方が増えないよう書かせていただきました。
35 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
坂本さん、どうしちゃったんだ?!,
By
レビュー対象商品: 東日本大震災とアセンション―地球の高次意識からのメッセージ (単行本(ソフトカバー))
坂本さんの技術者上がりのチャレンジャー的なスタンスが好きで、死後体験シリーズは
すべて読み、モンロー研究所やヘミシンクにも大いなる興味を持ち、死後の世界や前生や 源の存在も自分なりに納得して信じておりました。 しかしある時から坂本さんは「普通の体験者」ではなく、日本における「ヘミシンク教」の 宣教師としての「特別な存在」になってしまったようです。 震災後に坂本さんはこの震災をどのように捉えているのかが知りたくて本書を買いました。 多少は参考になる部分もありましたが、内容的には予想をはるかに下回る残念なモノでした。 震災以後に交わされた、地球の意識存在「ペレ」との交信内容を紹介した形式になっている のですが、「ペレ」が語った言葉にしては余りにも読者を意識した解説が多いし、どう考え ても坂本さんご自身の言葉にしか聞こえないので興ざめします。 随所に書かれたヘミシンクのPR的な文章も非常に鼻につきます。 一応いつものように坂本さんの体験報告的な語り口なのですが、ことこの本に関しては 「地球のペレはこんな事言ってますヨ〜…」みたいなアホなインタビューアーになり切った ような坂本さんの姿勢に、はっきり言って不快感を覚えました。 「これは私が言ったんじゃありませんよ、ペレですよ」と逃げているようにさえ感じます。 東日本大震災で亡くなった方や被災者への思いやりを考えたら、このような「ペレ」の 口を借りるのではなく、坂本政道の口で語って欲しかったと思います。 また、今後世界で起こるとされる大災害の予言的な内容は、全て当たりも外れも無いように 曖昧にしていますが、外れる事を恐れずにはっきり書いて欲しかったと思います。 例外的に福島原発事故に関してだけは、もうこれ以上悪くなる心配は無い!と楽観的に断言 していますが、すでどんどん悪くなっています。 坂本さんとしては、被災地に行って亡くなった方の魂を間近で救済するような「思いやり」は 「気ずか」なかったのでしょうか。 もっともこの「ペレ」が言った、日本に震災が起きた理由を話したとたん被災者にフルボッコに されるでしょうが。 このタイミングでこの程度の内容では、震災に便乗した宣伝出版と言われても仕方が無いし、 実際その目的が見え見えの内容です。 坂本さんのファンだっただけにとても残念です。 結論としてこの本はお勧めできません。 お金と時間を無駄にして、坂本さんにネガティブな怒りを覚えたい方には最適です。
40 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
地震の被害に遭われた方もそうで無い方も,
By k (中国地方) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 東日本大震災とアセンション―地球の高次意識からのメッセージ (単行本(ソフトカバー))
私は西日本の人間なので地震の被害にあったわけではありませんが、聴覚障害を持っておりここ最近、地震の被害に遭われた方とは比べることもできませんが、身近な人の不機嫌な表情など、見えるものに対して聞こえる人以上に敏感にかつ困ったことにネガティブな反応をしてしまいまた感情を左右されるといった、ネガティブな感情が急に沸き起こる悩みを抱えています。朝は毎日の様に流される地震関連のTVニュースを思わず消してしまいたくなることもあります。
この本にはそういった感情の問題(ゆがんだ信念の問題)について言及されており、またそれをクリアするためのエクササイズについて記載されています。個人的に参考になったのはP106−P122までの「我が満たされるということ」についてで、自分が無条件に受け入れられる という部分で読んだだけなのに急にほっとした気持ちになることができました。もしかしたらどこかで自分が嫌いというか自信が無いというか、自分をどこかで受け入れていない部分があり、それがネガティブな感情の一因になっていたのかもしれません。とにかくほっとさせられました。 地震について本を書くというのはとてもリスクがあることかもしれませんが、地震の影響を受けた方もそうでない方も、特に感情の問題を抱えている人には一読の価値はあるかなと思います。 しいていえば、この本で言及されているヘミシンクに関しては骨伝導で試していたりしてはいますが、聴覚障害でヘミシンクの音が直接聞こえるわけではないので効果の程を自信もって確認できていないのが残念なところではあります。(全脳革命−ヘミシンクで無限の可能性を広げ、人生や実生活に役立てように聴覚障害に関して数ページとりあげられているのは確認はしてはいます)
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