2011年6月20日5時2分
菅直人首相は19日夜、首相公邸で枝野幸男官房長官や民主党の岡田克也幹事長らと会談し、22日に会期末を迎える今国会の会期延長について協議した。首相らは大幅延長の必要性ではほぼ一致したが、具体的な会期幅は決まらなかった。20日に改めて協議する。
会談には仙谷由人代表代行、玄葉光一郎政調会長、安住淳国会対策委員長、輿石東参院議員会長も加わり約1時間20分議論した。
終了後、枝野氏は記者団に「延長の幅について色々と議論した。幾つかの意見が出て、20日にまた検討する」と結論を先送りしたことを明かした。出席者の一人は「短いのから長いのまで4パターンぐらいの意見が出た」と指摘。首相が在任中に取り組むべき課題と具体的な延長幅が議論されたものとみられる。