ミュージシャンのダイアモンド☆ユカイが19日付の公式ブログで、「無精子症」だったことをカミングアウトした。「告白」のタイトル。冒頭で、東日本大震の被災者にお見舞いの気持ちを伝えたうえで、実は「不妊治療に悩み、長い期間、闘い続けてきました。しかも、原因は妻にではなく、この俺にあった。つまり、ギラッチだの、世界の女は俺のもの、だのとのたまってきた俺…実は、無精子症だった。平たく言えば、タネナシってことだ」と衝撃告白。このカミングアウトについては迷いに迷ったという。「妻、そして娘やこれから生まれてくる子供たちにとって、それが、善い事なのか、真剣に悩んだ。それでも告白しようと思ったのは、今回の東日本大震災を受けて、命の尊さについて考えさせられたから」という。「中でも瓦礫の中から産声をあげて産まれてきた子供の力強さにはとても勇気づけられました。同じような悩みを抱えた人たちに、少しでも応援できればと思う。この告白が、今、不妊治療と闘っている人達や、これからお父さんお母さんになっていく人達へ少しでもお役に立てれば、それで俺は、嬉しい」と説明している。「そして、今日は、父の日。OK!」と結んでいる。
ユカイは一昨年2月に一般女性(39)と再婚し、昨年2月に長女が誕生。今年4月下旬に夫人が再び妊娠したことを明かし、11月に双子が誕生予定だと発表していた。
注)文中の「ギラッチ」はユカイ語で、男性のギラギラした欲望をユーモラスに表現した言葉という