八百長問題:元蒼国来と元星風が仮処分申請…地位保全求め

2011年4月22日 19時47分 更新:4月22日 21時0分

仮処分の申し立てについて会見する元蒼国来=司法記者クラブで2011年4月22日午後4時39分、手塚耕一郎撮影
仮処分の申し立てについて会見する元蒼国来=司法記者クラブで2011年4月22日午後4時39分、手塚耕一郎撮影

 大相撲の八百長問題で引退勧告に応じず、日本相撲協会から解雇された元幕内・蒼国来(27)=中国出身=と元十両・星風(27)=モンゴル出身=が22日、力士としての地位保全と給与の支払いを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。八百長への関与を認定された元力士が法的措置を取るのは初めて。

 元蒼国来は仮処分申請後に東京都内で会見し「自分が(八百長を)していないことを裁判で明らかにしたい」と語った。弁護団は、協会が八百長の根拠とした取組相手の元春日錦の供述について「あいまいで具体性もない」と指摘した。

 一方、元星風は弁護士を通じ「早く復帰し、幕内力士になる夢を果たしたい」とコメントした。【伊藤一郎】

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