2011年4月21日 19時18分 更新:4月21日 20時20分
気象庁は21日、東日本大震災のマグニチュード(M)7以上の余震が発生する確率について、21日午後3時から3日間以内はこれまで通り10%としたが、その先3日間以内については震災発生後初めて10%未満に引き下げた。M5以上の余震発生回数は、21~26日の6日間で10~20回程度と予測した。
同庁地震予知情報課によると「10%未満」でも、平常時に東北~関東地方の太平洋沿岸や沖合でM7以上の地震が発生する確率の30~40倍以上という。会見した土井恵治・同課長は「確率は小さくなったが、まだM8クラスの余震があるかもしれない。数カ月から半年程度は様子を見なければいけないと思っており、安心していい状況だとはみていない」と説明している。【飯田和樹】