2011年4月21日 18時6分
大手プロバイダー9社は21日、児童ポルノ画像掲載サイトへの接続を強制的に遮断するブロッキングを開始した。始めたのは、NECビッグローブ、NTTコミュニケーションズ、ニフティ、KDDI、ソフトバンクBBなど。インターネットコンテンツセーフティ協会によると、9社合計で2000万人以上の利用者がおり、国内全体の6~7割を占めるとみられる。
開始時点のブロッキング対象は百数十サイト。これらのサイトは、ヤフーやグーグルの検索でも表示されない。同協会は今後、ケーブルテレビ事業者や地方の中小プロバイダーにも参加を呼び掛け、児童ポルノ閲覧の「抜け道」をなくしていく。