日本の輸入食品からセシウムを検出、放射線基準の強化も―韓国
サーチナ 5月13日(金)8時58分配信
韓国の食品医薬品安全庁は12日、日本産の食品添加物から放射性物質のセシウムが事実上初めて検出されたことを明らかにした。複数の韓国のメディアが報じた。
パンやヨーグルトなどに使用されている「アルギン酸」から検出され、3月には異常なしのレベルだったセシウムが、今回は許可基準値の半分に近い41.9ベクレルだった。これは基準値以下であるが、輸入業者は自主的に日本へ返送したという。
今回の検出によって、食品医薬品安全庁は消費者の不安を解消するため幼児用の食品に続いて牛乳や乳製品の放射線の基準を現行のキロ当たり150ベクレルから100ベクレルに引き下げ、強化するという。
また同庁は今月に入ってから日本産の食品の1日の平均輸入件数は30件にとどまり、前月の197件に比べて84.8%減少したと明らかにした。輸入量も1日平均75トンで74.4%減少、特に農産物は、今月に入って1件も輸入されていない。
韓国メディアは、日本からの食品の輸入が減少した原因は、保健当局が今月1日から、日本政府が発行する放射性物質の検査証明書と原産地確認書を提出するように輸入要件を強化したことと、消費者による日本産食品の忌避現象のためと伝えている。(編集担当:李信恵・山口幸治)
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韓国メディアは、日本からの食品の輸入が減少した原因は、保健当局が今月1日から、日本政府が発行する放射性物質の検査証明書と原産地確認書を提出するように輸入要件を強化したことと、消費者による日本産食品の忌避現象のためと伝えている。(編集担当:李信恵・山口幸治)
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最終更新:5月13日(金)9時46分