・今回、スーパー戦隊の映画を見に行き、興奮を忘れられずにこの作品を書きました。
・自分はこれが初めての作品なので駄文である可能性は高いです……(・_・;)
・上記を見て、こいつバカだなぁと思いながらでも読んで貰えたら幸いです。
地球は史上最大の危機を迎えていた。
全宇宙を支配しようとする宇宙帝国ザンギャックの大艦隊が破壊の限りを尽くして人々を恐怖のどん底に陥れていたのだ!!
だが、地球にはその強大な悪に立ちはだかる戦士たちが存在した!!
愛と、夢と、平和と、人々の平和を守り続けてきた34のスーパー戦隊だ!!
この戦いが世にいうレジェンド大戦である!!
しかし、地球を守ってきた戦士たちは彼らだけではない!!
これは語られることのなかったもう一つのレジェンド大戦である!!
34のスーパー戦隊が日本でザンギャックの大部隊と戦っていた頃、世界各国の都市もザンギャックの襲撃を受けていた。
ザンギャックの目的は地球征服。
故に、他の国へと襲撃を行うのは必然であった。
しかし、スーパー戦隊の全ては日本に集結しており、ザンギャックに抵抗する戦力は無い。
だからこそ、人々の脳裏や心によぎるのは絶望の二文字。
ズゴーミンが腕のクローから、ゴーミンがライフルから光線を放とうとした時――――。
一陣の風が吹き荒れ、一条の光が鮮烈に輝き、一筋の稲妻が轟く。
それらは目を、耳を覆う程でありながら、希望を失いかけていた人々に何処か穏やかさを感じさせた。
人々が目を開けた瞬間、そこには――――。
そこには11人の姿があった……彼らには共通している秘密がある。ジャッカ―電撃隊のメンバー同様に改造人間という共通点が。
誰もが戦いを望んで成った体ではない――――だが、彼らはその鋼の体を、人々を守るために使い、歴代の悪の組織や宇宙からの侵略者との戦いを勝ち抜いてきた歴戦の戦士たち。
「皆、行くぞ!! 変身だ!!」
「「「「「「「「「「「おお!!/はい!!」」」」」」」」」」」
伝説の始まりである本郷猛の号令と共に、各々が固有の構えを取る。それは、己を戦う姿へと変えるスイッチ!!
「ライダァァッ変……身!!」
「「「「――――変……身!!」」」」
「変……身、V3ャァァッ!!」
「――――ヤー!!」
「大・・変・・身!!」
「アーマーゾォォ――ン!!」
「変……身…ストロンガァァ!!」
「スカイ!! 変身!!」
ベルトから――或いは、体全体から光を放ち、それが収まった後には人の姿はなく、いたのは仮面で素顔を隠した戦士――――仮面ライダーの姿!!
彼らは疾風となり、臆することなくザンギャックの部隊へと突撃した!!
ここには三人の姿がある……彼らも仮面ライダーと同様に共通している秘密を持っている。それは、特捜戦隊デカレンジャーたちと同じ宇宙刑事。
そう、嘗て自分の命を真っ赤に燃やし、青春の熱い血潮をぶつけて、地球を、全銀河を、守り、戦った、平和を栄光とする3人の無敵の宇宙刑事の姿が!!
「「「蒸着!!/赤射!!/焼結!!」
その叫びと共に、衛星軌道上にある各々の戦闘艦から電送されてくるコンバットスーツを纏った勇者――――宇宙刑事へと姿を変える!!
彼らは各々のブレードを手に敢然とザンギャックの部隊へと立ち向かっていく!!
楽器が奏でる音色と共に四人の男の姿があった。人造人間の兄弟、超能力者、全てにおいて頂点の男の姿が。
彼らには仮面ライダーや宇宙刑事たちのようにスーパー戦隊と共通したモノはない。が、悪を挫き、弱き人々を助けた――ヒーロー足りうる存在!!
「「「クロスボディ・ダブルチェンジ!!/超力……招来!!」」」
「ズバッと参上、ズバッと解決!人呼んでさすらいのヒーロー!快傑ズバット!」
今、晴天の青空を背に四人のヒーロー――キカイダー、キカイダー01、イナズマンF、快傑ズバットが降臨した!!
彼らも、仮面ライダー・宇宙刑事たち同様に勇猛果敢にザンギャックの部隊と戦いの火蓋を切った!!
後書き えー、今回は昭和ライダーと宇宙刑事にキカイダー達にしたのには理由があります。
昭和ライダーとキカイダーは秘密戦隊ゴレンジャーVSジャッカ―電撃隊でクライムの海外支部で戦っている描写があったので選びました。
宇宙刑事シリーズはデカレンジャーのスタントショーでドギーのボスと親友という情報があったので選びました。