『佛光寺の歴史と文化』
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佛光寺編『佛光寺の歴史と文化』(法藏館、2011年5月、10,500円)
発刊のことば 宗務総長 大谷義博
総 論 金龍 静
第1章 佛光寺と初期真宗
1.初期真宗門流の展開 西岡芳文
2.佛光寺了源と存覚 草野顕之
3.山科佛光寺造立勧進帳を読む 山田雅教
4.了源上人の御首 津田徹英
5.初期絵系図論 神田千里
6.光明本尊論の一考察―愛知・法蔵寺本をめぐりて― 小山正文
第2章 佛光寺教団の展開
7.佛光寺経豪とその時代 北島恒陽
8.佛光寺「教団」の歴史的形成―戦国・織豊期〜近世初期― 安藤 弥
9.佛光寺六坊と教団の近世化 岡村喜史
10.近世佛光寺と地域社会―摂津国住吉郡平野郷町奥野家を事例として― 松金直美
11.明治期佛光寺両堂再建について 大畑博嗣
12.華族としての佛光寺―近代教団への道程― 辻岡健志
第3章 佛光寺の文化
13.「非本願寺系親鸞伝」の成立―佛光寺本『伝絵』のメディア・デビュー― 塩谷菊美
14.佛光寺本『善信聖人親鸞伝絵』をめぐって 渡辺信和
15.佛光寺と和歌 田中 仁
16.佛光寺門主の葬送儀礼 蒲池勢至
17.中・近世近江の絵系図について 西口順子
『親鸞聖人惣御門弟等交名」―解題ならびに光照寺本影印・諸本校異―
あとがき 学匠寮長 門川徹真
執筆者紹介
◎刊行されました。佛光寺さんの大遠忌法要に無事に間に合ったことが何よりのことであり、このような論集刊行に踏み切った宗派のご配慮に感謝しています。いろいろ感じるところはありますが、ともかくも自分の文章が概説的すぎるのは反省点です。また、この論集が刊行されるベースには、佛光寺さんのご許可により、若い学生を含む多くの方々に参加していただき、今もまだ継続中の佛光寺本山ならびに関係寺院の史料調査があることを強調しておきたいと思います。その成果がどれだけ反映できたか…調査史料目録の刊行も課題として見据えたいと思っています。僕が最初に参加したのはまだ院生のころだったな(そのときからいままでたくさんの方々の出入りがありました)。。。この蓄積も感慨深いものです。 |
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2011/6/19(日) 午後 5:25 [ 岡村 ]