事件【放射能漏れ】福島2号機きょう建屋二重扉を開放 浄化システムでまた水漏れ2011.6.19 12:37

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【放射能漏れ】
福島2号機きょう建屋二重扉を開放 浄化システムでまた水漏れ

2011.6.19 12:37

 東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の二重扉を同日午後8時ごろから開放すると発表した。二重扉を開放すると、建屋内の放射性物質(放射能)が環境中に放出される懸念があるが、事前に放射性物質濃度をできるだけ下げる措置を取っており、東電は「(放射性物質の)全量が放出されても周辺に与える影響はきわめて小さい」と判断した。

 東電によると、開放により放出される放射性物質の推計値は16億ベクレル。二重扉の開放作業は、19日午後8時ごろから20日午前4時ごろまで約8時間かけて行われる。二重扉開放については、経済産業省原子力安全・保安院も了承。地元自治体への説明もすでに終えたという。

 2号機の原子炉建屋は屋根が残っているため、地下にたまった汚染水の蒸発などによって湿気がこもり、高い湿度が作業の妨げになっていた。二重扉を開ければ建屋内が換気され、湿度と放射線量が下がるため、人が作業できるようになる。東電では、二重扉の開放後、原子炉の水位計や圧力計の調整作業を行う方針。

 一方、東電は19日、原発敷地内にたまった高濃度の放射性物質を含む汚染水の浄化システムで、圧力を逃がすための「ラプチャーディスク(破裂板)」という部品の破損が新たに見つかり、水漏れがあったことを明らかにした。

 浄化システムをめぐっては、試運転で水漏れが見つかるトラブルが相次いだほか、17日夜の本格運転からわずか5時間足らずで、セシウム吸着装置の放射線量が交換の基準値に達し、運転停止に追い込まれていた。汚染水を浄化システムで処理し、原子炉に入れて冷却に再利用する「循環注水冷却」の開始時期も20日以降に遅れる見通しとなっている。

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