2011年05月17日

沖縄タイムス連載「普天間交渉の虚実~米外交公電から~」≪完≫

(沖縄タイムス5/8)



 
(沖縄タイムス5/9)




(沖縄タイムス5/10)



 
(沖縄タイムス5/11)



 
(沖縄タイムス5/12)



 
(沖縄タイムス5/13)



 
(沖縄タイムス5/17)
  

Posted by ミチさん at 23:49Comments(0)TrackBack(0)ウィキリークス

2011年05月12日

ウィキリークスから学べること

今朝の沖縄タイムスの1面コラム「大弦小弦」です
 外交とは何だろうか。米国の風刺家、A・ビアスは警句集「悪魔の辞典」で皮肉を込めてこう解説している

 ▼〈外交〉とは「祖国のために嘘(うそ)を言う愛国的な行為」。百年前の著作が喝破したように、国益のためならどんな嘘でも許されると勘違いする外交当局の面々の存在は今も変わらないのだろうか 

 ▼内部告発サイト「ウィキリークス」が先日公開した米国の秘密公電で、普天間飛行場の移設問題をめぐる日米両政府のやりとりが暴露された。膨大な公電から浮かび上がるのは、日本外交の無数の嘘である

 ▼「県外移設」を掲げた鳩山前政権の幹部らが「(県外の)検討は形だけ」と米側に釈明していたこと。政治家をサポートすべき官僚らが「(日本側に)妥協するな」と、これまた米国に忠言していたこと等々 

 ▼こうした公電の断片からは、国民との約束は適当な嘘でごまかし、過度なまでに米政府の意向に沿おうとする日本外交の本質が透けて見える。〈日本外交〉とは、「米国のために嘘を言う愛国的な行為」と言うべきかもしれない

 ▼嘘をついた子供たちを戒める言葉に、「嘘をついたらエンマ様に舌を抜かれるぞ」がある。その言葉を日本外交を担う面々に投げ掛けたら、きっとこんな答えが返ってくるだろう。「大丈夫、(私の)舌は二枚あるから」と。(稲嶺幸弘)(沖縄タイムス5/11、コラム「大弦小弦」より)



 
(沖縄タイムス5/12)



そんなウィキリークスがまた新たにこんな内部情報(日米公電)を明らかにした
日本の自衛隊がグアム島に常駐する話。知ってた? 米海兵隊のことじゃないよ・・・

 
(琉球新報5/12)



きょうのおまけ

 (沖縄タイムス5/12)



ウィキリークスの評価をめぐっては各国とも体制側の人間は「否定」し、真実を知りたいと考える市民側は「支持」している。
体制側がよく持ち出す「国益」という言葉も、「国民益」(国民のだれの利益かが問題)なのか、それとも「政権益(保身)」なのか、そこをはっきり正す必要があるでしょう。とくに戦争や原発事故など国民が一枚岩にならなければいけないような有事において、そうした情報操作によって多くの国民が蚊帳の外に置かれ、その結果辛酸な目に遭ってきた事例は数え上げればきりがない。政治家や官僚(公務員)による情報隠ぺい(ニセ情報=国民へのウソ)は主権国家においては一番してはならない国民への背信行為であることを施政者が自覚しない限り、国民はウィキリークスのような内部告発サイトからもたらされる情報により高い信頼を寄せることになるだろう。


  

Posted by ミチさん at 16:09Comments(0)TrackBack(0)ウィキリークス

2011年05月07日

これは沖縄大激震です その10 第三者機関による真相究明を

2009年の日本での政権交代の前後、沖縄の米軍基地をめぐり、日米両国の高官らがどんな交渉をしていたのか。
そこに見え隠れするのは、交渉内容とともに日米両国の高官たちのなれ合い・癒着構造だ。
そんな「官僚支配の打破」を打ち出して政権をとった民主党だったが、なんのことはない。「だんまり」を決め込むことは、そうした官僚たちをさらにのさばらせることになり、自分たちがずっと否定してきた米国追従の自民党路線を踏襲することになる。
これこそ国民・有権者への背信行為のなにものでもない。


 
(沖縄タイムス5/7)



 
(沖縄タイムス5/7)



 
(沖縄タイムス5/7)



 
(沖縄タイムス5/7)



 
(沖縄タイムス5/7)



 
(沖縄タイムス5/7)




これでひとまず「これは沖縄大激震です」シリーズは終わります。おつきあいくださりありがとうございました。

今朝の琉球新報が新連載を2つスタートさせました。
「『普天間』の内実 ウイキリ-クス米公電詳報」「識者評論 『普天間』公電を解く」です。乞うご期待 
ァァ忙しくなるぞ





  

Posted by ミチさん at 17:46Comments(0)TrackBack(0)ウィキリークス

2011年05月07日

これは沖縄大激震です その9 流出公電の詳細です

今朝の琉球新報トップ紙面のコラムです

(琉球新報5/7、記事原文はコチラ

 内部告発サイト・ウィキリークスが日米関係に関する米外交公電を暴露したことに対し、登場する政治家、官僚は一様にだんまりを決め込んでいる。「合法的でない情報の発表。政府としてコメントすべきでない」とは菅直人首相

▼枝野幸男官房長官に至っては「コメントも確認もしない」とし、情報が事実かどうか確認もしないとそっけない。公電通りなら、登場人物は移転費水増しなど米国に配慮するあまり自国民をだましたことになる。一国を担う者として、自身に向けられた疑いも「確認しない」というのか

▼過去にも対米追従に走り国民を欺いた例はある。沖縄返還交渉で日米両政府は在沖米軍用地の原状回復費用400万ドルなどを日本側が肩代わりする密約を結んだが、政府は密約の存在を否定し続けてきた

▼しかし30年たって公開された米国の公文書により密約は事実と確認された。尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件は海上保安官が映像をインターネットの動画サイトに投稿したことで公になった

▼米国は公文書を原則30年で公開する。日本の外務省も遅ればせながら外交文書の30年公開ルールを作った。いまだに情報を官僚の独占物だと考えているなら時代錯誤だ

▼今を取り繕っても、いつかは公文書という形で明らかになる。政府はきちんと調査・確認し、国民に正直に説明すべきだ。


 
(沖縄タイムス5/7社説、記事原文はコチラ


琉球新報の関連社説はコチラ


 
(琉球新報5/7)



 
(沖縄タイムス5/7)




続く
  

Posted by ミチさん at 11:37Comments(0)TrackBack(0)ウィキリークス

2011年05月06日

これは沖縄大激震です その8 流出公電の詳細です

内幕暴露で何を見てもシラけてしまうのですが、民主党の岡田幹事長や北沢防衛相の沖縄来県が相次いでいる。

その1からその7までを読んでいただいた方は
あらためてそれ以前に掲載されていた次のような記事をみると
また実に味わい深いと思います。


 
(琉球新報5/4社説、記事原文はコチラ



 
(琉球新報4/30)



≪流出公電の詳細です≫

ウィキリークスが数ある日本の報道メディアのうち朝日新聞だけを指名したとは考えにくいのだが、とにかく朝日新聞は今年1月にウィキリークスから情報提供を受け、3ヵ月かけて分析した結果、その内容に信ぴょう性があるとの結論に達し、5月4日、Asahi comで公表した。

不信の官僚、「米は過度に妥協するな」〈米公電分析〉(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030296.html

米警告「合意見直すなら忍耐限界」〈米公電分析〉(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030291.html

中国脅威論で嘉手納統合封じか〈米公電分析〉民主政権2(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030261.html

登場の政治家ら相次ぎ「ノーコメント」〈米公電分析〉(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030267.html

(解説)浮かび上がる相互不信の構図〈米公電分析〉(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030302.html

情報の信憑性確認、厳選し公開〈米公電分析〉朝日新聞社(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030254.html

日米、米軍グアム移転で暫定合意〈2〉 米公電訳(5/4)
http://www.asahi.com/politics/update/0504/TKY201105030562.html?ref=reca

日米、米軍グアム移転で暫定合意〈1〉 米公電訳(5/4)
http://www.asahi.com/politics/update/0504/TKY201105030560.html?ref=reca

「官僚制、縦割り」日本の社会基盤と危機対応 米公電訳(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030556.html

県外移設「形の上だけ」検討〈米公電分析〉民主政権1(5/4)
http://www.asahi.com/politics/update/0503/TKY201105030264.html

「外交に秘密は必須」 クローリー前米国務次官補(5/4)
http://www.asahi.com/international/update/0503/TKY201105030447.html?ref=reca

「米公電、日米関係の変化物語る」 ウィキリークス代表(5/4)
http://www.asahi.com/international/update/0503/TKY201105030446.html

移転費負担小さく見せかけ〈米公電分析〉自公政権時代2(5/4)
http://www.asahi.com/politics/update/0503/TKY201105030253.html?ref=reca

沖縄知事に「空手形」〈米公電分析〉自公政権時代1(5/4)
http://www.asahi.com/politics/update/0503/TKY201105030252.html

日本関係6963本、大半は06年以降〈米公電分析〉(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030246.html

「日本政府としてコメントも確認もしない」 米公電報道(5/4)
http://www.asahi.com/politics/update/0503/TKY201105030477.html?ref=reca

日本の災害対応を米懸念「官僚縦割り」 流出の米公電(5/4)
http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105030470.html

米軍グアム移転費水増し 日本の負担軽減装う 流出公電(5/4)
http://www.asahi.com/politics/update/0503/TKY201105030472.html



続く

  

Posted by ミチさん at 00:46Comments(2)TrackBack(0)ウィキリークス

2011年05月05日

これは沖縄大激震です その1 ウィキリークスが大暴露

政府に交渉の資格なし



 
(琉球新報5/5、記事原文はコチラ



(沖縄タイムス>5/5、記事原文はコチラ



 
(琉球新報5/5社説、記事原文はコチラ



 
(沖縄タイムス5/5)




政府に都合のいい情報以外を非合法にしてしまう仕組みって

「いつか来た道」とおんなじだ





この辺の事情を渡瀬夏彦さんの5/4付ブログ「沖縄 チムワサワサ 日記」が詳しく書いています。その一部ダウン
あのウィキリークスによって暴かれた、「普天間移設関連」の日本発・米国公電。
Asahi.comの本日付の記事で、確認できる。朝日新聞が今年1月にウィキリークスから提供を受け、3ヵ月かけて分析し、公表に至ったようだ。

わたしにとっては今さら驚きはしない内容なのだが、想像の範疇にあったことを、こうして明らかにしてくれたウィキリークスと朝日新聞を、思いっきり高く評価したい。

普天間基地移設計画に絡む「ウソ」の数々が、改めて浮き彫りになった。
素直に、朝日新聞の手柄として、認めてあげよう!!
(詳細な事情はわからないが、事実として、ウィキリークスが日本における提携メディアとして、朝日を選んだわけだから)。

「普天間移設」に関する、日米政府のデタラメ、ダマシ、ゴマカシの手口を、全国の皆さん、とくとご覧あれ。氷山の一角にすぎないわけだが、しかし、公表されたことの意味は重く大きい。

  

Posted by ミチさん at 11:53Comments(0)TrackBack(0)ウィキリークス

2011年01月13日

民主党の翻意変節とウィキリークス

政権交代の直後の民主党とアメリカ政府との間で何があったのか?
ものの見事に「手のひらをかえした」その真相をあなたも知りたいでしょ。

その辺のことを、内部告発サイト、ウィキリークスが暴露してくれないかなと密かに心待ちしている方がおられる。

昨年秋までアメリカ滞在、その間、沖縄地元紙にアメリカから見える世界や日本のことを発信し続けてくれていた金平茂紀さん(TBS「報道特集」キャスター)が帰国し、沖縄タイムスに新たな連載「金平茂紀のワジワジ通信」を始めてくれるという。ワジワジというのはじれったい、はがゆいの意味で、「ワジワジするなあー」と使う。

その連載の1回目がこれだ。

 
(沖縄タイムス1/11)

コチラで大きくなります
http://wf01.net-folder.com:19999/nf/bcjdcgchien797c2bwkt/wajiwaji1.pdf
http://wf01.net-folder.com:19999/nf/bcjdcgchien797c2bwkt/wajiwaji2.pdf
  

Posted by ミチさん at 23:56Comments(2)TrackBack(0)ウィキリークス