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2011年6月19日 (日)

不満製造器(6月18日)

日産ディーラーでリーフの無料充電を受けられる。日産の電気自動車担当の責任者によれば「本来なら全てのディーラーに急速充電器を設置したいのですが、すぐというワケにはいきません。とりあえず200Vの充電器を設置し、少しづつ増やして行く予定です」。つまり急速充電器をスタンダードしているワケ。

その間の繋ぎとして200V充電を入れているのだけれど、当然ながら充電時間が掛かる。ある程度時間的な制限を付けないと、複数のお客さんが来た時に対応できない、ということから「200V充電は1時間程度」という目安を作った。すなわち1時間が目的でなく、次の人に充電器を譲る、という目的です。

「1時間程度」を考えたヒトの頭の中には「電気代」というセコい了見など無し。考えて欲しい。急速充電器だと30分で15kWh以上入ることもある。200V充電だと1時間で3kWhといった具合。2時間充電したって6kWhで、急速充電器の半分にもなりません3kWhでシブい顔してたら急速充電器など置けまい。

しかし! このあたりの判断は6月19日のTOPと同じく、ディーラーの所長に任されている。最近、片っ端から日産のディーラーで充電をしてみている。今のところ100%が宮城県化してます。先日も埼玉日産の川口栄町店で充電を頼み、1時間20分ほどで戻ったら充電を終了している。

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先日ドタバタだったプリンス川口栄店の近所

どのくらい充電してくれましたか? と聞いたら「1時間です」。リーフの充電インフラを考えた前出の人の気持ちを国内営業は汲んでくれなかった、ということだろう。おそらく日産ディーラーの多くは「ウチの顧客じゃないリーフの充電はめんどくさい」と考えていると思う。そらそうだ。

徐々に日産ディーラーで充電するのがイヤになりつつある。それが狙いではあるまい。リーフの充電器は公共の施設の充電器と同じく駐車場に設置し、ユーザーが自分でケーブルの抜き差しをするようにしたらいいと思う。今のままだと日産にタイする不満製造装置になってしまうだろう。


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