わいわい討論

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2005-11-24 これまで寄せられたアイデアを整理してみました。

_ 「市民球団」についてのコメントに考えさせられました。(てつ)

「市民球団」の「市民」の意味を「一般の人々」と、「てつ」は受け止めています。つまり「市民球団」とは、企業でなく一般の人々が支える球団、という意味です。カープは本拠地が広島市ですので、支える人々は広島地域の人々が多くなるとは思いますが、別に広島市に隣接する府中町民や海田町民は除外する、などという意味合いはないはずです。言うまでもなく、これは、ブログでも何度か意見が寄せられた「カープは市民球団なのか」という議論とは別の問題です。

ただ、一部のコメントにあるように、「市民球団」という言葉が「広島市民の球団」という感覚でとらえられるケースがあることに、大きな課題が横たわっているように思えます。この点については、このブログにも、打開策として何件かのアイデアが寄せられています。

そこで、これまで寄せられたアイデアを、いったん整理してみました。主には以下の5点となります。ただし、球団売却や増資のような現時点で実現性の乏しい案や、市民株主のような球団単独でできない巨額の金銭が絡む話は除いていますので、ご了承ください。また、複数の項目にわたるアイデアもありますが、記入は1カ所にとどめています。このほか、新たなアイデアがあれば、ぜひお寄せください。

【1】ファンサービスの拡充について

  ・球場にチームがいないときのイベントの開催

  ・注目選手のグッズプレゼントやウイニングボールプレゼント

  ・キャンプでのファンサービスの充実

  ・試合時の託児所の設置

【2】観客増員策について

  ・広島市民球場以外での試合(備後や四国)を増やす

  ・「第2本拠地」「第3本拠地」をつくる

  ・入場料を割り引くイベントデーの創設(レディースデーなど)

  ・空席対策としての入場料の見直し(特に内野席)

  ・球場限定販売の選手グッズの開発(○○選手弁当など)

【3】イメージ戦略について

  ・地域密着路線の徹底(地元出身選手の獲得など)

  ・市民球団からの脱却(県民球団・中四国の球団に)

  ・チームカラーを「赤」から変える

  ・2軍の選手のクローズアップ(市民球場での2軍戦や、1軍戦前の2軍選手トークショー)

【4】チーム強化策について

  ・有力選手の赤字覚悟での獲得

  ・選手の意識改革を(負け慣れしているように見える)

  ・全力プレー、観客や子どもを喜ばせるプレーを

【5】ファンの声を吸い上げる場の設置

  ・球団によるファンアンケートの実施

_ ビンゴ人 (2005-11-24 22:59)

【3】イメージ戦略について
イメージマークのカープ坊やを変えて欲しいです。
あれは如何にも幼稚で、格好が悪く、未だに馴染めません。
もう少し時代にマッチした、洗練された、強そうな、そんなイメージが湧いてくるマークに変えて欲しいです。

【5】ファンの声を吸い上げる場の設置
球団事務所を中四国の主要都市に開設、人員配置して積極的な営業活動をする。出を制することばかり考えていないで、収益を上げることを考えて欲しいです。

_ まっちゃん (2005-11-24 23:32)

このほか、新たなアイデアがあれば、・・・・に関して
アイデアと言えるかどうか、又的が違うかと思いますが、これもかなり前の話しになるのですが、家族で広島へ対巨人戦を見に行きました。当時まだ小学生だった娘が試合開始前の外野グランドを黙々と走る桑田選手を見ていました。近くに来るたびに「桑田さーん」と声を掛けていました。何度目かの時、ふと見ると娘が桑田選手と話しをしているではありませんか、少しして何やら掲げて走って戻って来ました。見ると「もらった」と言って差し出したのは「汗止め」リストバンドでした。周囲からは注目されるし娘は舞い上がっていました。私が「桑田さんに有難うと言わなきゃ」と言ったのですが、「もう言ったよ」ですが、早速又近づく位置に陣取りました。そして「桑田さんありがとう」と言ったら、ニコッと笑ってくれたそうです。私似で巨人ファンですが、以後特に桑田ファンになったのは言うまでもありません。(笑)
結局、選手から自然に出るやさしさが、何よりファンを引きつける方法ではないかと思います。もちろん本筋の実力アップが必要なのは当然です。

_ 七色の24 (2005-11-25 10:59)

【5】ファンの声を吸い上げる場の設置
 ファンへのアンケートということですが、それ以外にも球団のホームページでブログを開いてもいいのではないかとおもいます。無料の会員制ということにすれば、ある程度、ふざけたものを排除できるでしょう。また、古田監督のように球団メールアドレスを配るというのもいいと思います。他球団の真似事はあまり良いことではないかもしれませんが、参考にすることは大事だと思います。
 あと、カープは選手の個人ホームページが少ないように思います。有名な選手は、ホームページをもっていて、日記などを更新しています。カープの選手も個人ホームパージを作成するのもいかがでしょう。そうして、ファンの声を聞いてくれれば、もっと親近感がわくと思います。
 【4】チーム強化策について
 選手、特にピッチャーがわざと三振するのだけはやめてもらいたいです。確かに次のイニングに1番バッターからという理由もあり、手がしびれては困るという理由もあるでしょう。しかし、ピッチャーが打席に入ったときにも、ファンは応援しているんです。わざとバッタ−ボックスの端に立って三振するのだけは、やめてもらいたいです。柔道でも、攻めの姿勢を見せないと反則を取られますよね。野球でも、必死でプレーするなら、わざと三振というのは正直、いやです。どの球団問わず。

_ HURRY (2005-11-25 17:30)

 気になるのはカープはいつもドラフトなどの「選手獲得」に後天的な考え方ですよね。有力選手を獲得する、という話もあるようですが、それはどういうチーム作りをするのか、によって考え方が違ってきます。どこをどのように強化したいのか?ここを明確にすべきです。
 かつて澤崎選手が逆指名で入団したことがありますが、彼は千葉の志学館高から青山学院大と広島には全く縁のない人です。なぜカープに来たのか、それは「優勝を狙える、魅力ある球団」だからではないでしょうか?「地方だから」「お金がない」というコメントをよく目にしますが、そんなものはただの「言い訳」にすぎません。要は「弱い」ということを認められないのです。このことを全員が「自覚」しない限りいきなり強くはならないでしょう。幸いブラウン監督は最近のカープを知りません。これが何よりの「強み」になると思います。優勝を争えるチームになれば、自ずと注目選手も目を向けてくれます。「スターはいらない」と言った人もいたようですが、やはり全国に名の通った「スター」を作ること、これを期待したい。いるだけで「華」があって、楽しませてくれる選手を育てて欲しい。それには「見た目」にも神経を配って欲しいです。やはり「かっこいい」選手は誰からも注目されます。そういった選手が数多く出てくることも重要課題の一つだと思います。
 「七色の24」さん、古田監督の戦略は大いに参考にすべきですし、ホームページも選手には検討して欲しい。しかし投手は下手に打つと本当に次の回からのピッチングに影響するんです。そしてこれが原因となると「2軍落ち」も覚悟しなければなりません。もともと投手をやる人は「センスの塊」です。皆打たせたらそれなりに打てますし、基本的に皆打撃は大好きです。ただプロでいる限り、投げることが重要なのです。手がしびれれば「アホやな」と言われるだけです。野球をやっていた者として、そこだけは見逃してあげてもらいたいですし、選手の気持ちもわかって頂きたいです。

_ shirusu (2005-11-26 13:27)

私は“広島県に住む市民”ではありますが広島東洋カープのファンというわけでもなく、また他のプロ野球チームのファンでもありません。
“中国新聞”については読ませてもらっており、中国新聞社がブログをするというので、時々この『わいわい討論』を覗かしてもらいました。
てつさんが“カープ再建”としてテーマを設定しているので、私がこれから書くことは外れていると思います。
そう判断されたのならバッサリと“違う”ということで削除されても構いません。

ます、市民球団について
>「市民球団」とは、企業でなく一般の人々が支える球団、という意味です。
↑と私もそう思っています。
>「カープは市民球団なのか」という議論とは別の問題
↑は確かに別かもしれませんが、無関係ではなくて密接な関連があるのではないでしょうか?

広島東洋カープ球団自身の情報の開示・発信が少なく、劣っているのではないでしょうか?
まず、公式webサイトを見て不思議に思うのは、歴史についての記述が無いことです。

中国新聞社にしても、トップのページからは非常に見つけにくいところにありますが、
>中国新聞社の歩み
http://www.chugoku-np.co.jp/prf/ayumi/index.html
と一応、沿革については簡単にではあるけれど自ら書いていらっしゃいます。

2004年と2005年だけの情報しかないというのは『短期的にしか見ていない』『歴史を軽視している』と思われても仕方がないと思います。
歴史にはその立場によって意見の違いがある問題ですので、公式な物が書けないというのならば、広島東洋カープ球団について紹介したweb
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/50y/index.html
↑を紹介するとか出来ないのでしょうか?

また、2005年10月25日ごろの“広島東洋カープ球団買収の動き(噂)”の報道についても、一部マスコミに取り上げられているだけで、公式webのプレスボックスでは、否定のコメントは出ていません。
中国新聞などの一部マスコミに不快感を喋るだけでなく、松田元オーナー自らが考えを書いて発表すべきことではないのでしょうか?
結局の所、読売新聞社・読売巨人軍関係者と松田元オーナー・中国新聞社との連携による不透明な情報戦の動きにしか私には思えませんでした。

経営についても、広島東洋カープ球団は会社概要のような物は“施設案内”で代用できると考えているのでしょうね。
自らを“公共財”“市民球団”と考えているのならば、やましくないのであれば、自ら率先して株主構成・職員構成・財務状況の概略などを株式上場企業なみに開示公表すべきではないのでしょうか?
>■ 新球場 知恵と資金出す ■  松田オーナーに聞く
http://www.chugoku-np.co.jp/baseballdome/go041212a.html
という記事があります。情報開示についての要望については他の記事でも折に触れ書かれています。
ところで、実際公表されたのでしょうか? 検討の結果、好評しないことにしたのでしょうか?
市民がないがしろにされていたら、この件について考えるのは私はバカらしく思えます。

次に、広島東洋カープ球団と中国新聞社の関わりについてです。
報道機関として、地元地域にある広島東洋カープ球団の動きを伝えるという役割は果たされていると私は思っていますが、その関わりについての姿勢を今一度、確認したく思います。
確か、中国新聞の販売店網で広島東洋カープの試合入場券を販売していたと思います。ということで利害関係がありますよね。また、創設時に出資された関係から今も広島東洋カープ球団の株式をわずかでも所有しているのではないかと思っています。どうなのでしょうか?
この問いは、利害関係や株式所有を否定するものではなく、この項に冒頭に書いたように中国新聞社と広島東洋カープ球団の関わりの現状と今後どのように考えているのかを知りたいと思ったからです。

今回の投稿のまとめとして“カープ再建”はたいへん結構ですが、カープファン以外のチームを応援する方の意見も書きやすい場であることを望みます。
興行としてビジターチームを応援しに来る観客も収入源としては大事ではないのでしょうか?
よく、野村選手の引退試合となったカープの今季最終戦の画像を取り上げたり、カープの観客動員が増えたという一面だけをとらえた記事を見ますが、セリーグ優勝直前のタイガースファンで一杯になった広島市民球場を映すニュースの印象が私には強く残っています。

これから公共事業として野球場が建設されるのだからと納税者としての観点で書かせていただきました。

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