全国青年大集会実行委員会は27日、ハローワークがインターネットで公開している正社員求人の賃金調査結果を公表した。最低賃金を基に計算した月収を下回る賃金の仕事が1.74%あった。若年者3人に1人が非正規雇用労働者となっているが、正社員でも最低賃金レベルという雇用実態があることが浮かんだ。
調査は全労連青年部などが、ネット公開された求人について「資格を持たず、正社員を希望する22歳、男性」の条件で検索し調査した。全国で20万2305件の求人があり、3516件が平均最低月給(12万3919円)を下回った。就業日が週4日など労働時間が短いなどで最賃以下となるケースがあるとみられる。地域別では神奈川県(3.02%)や秋田県(2.99%)、大阪府(2.85%)などが最賃以下の割合が高かった。
(毎日新聞 2010年4月27日 19時51分)
調査は全労連青年部などが、ネット公開された求人について「資格を持たず、正社員を希望する22歳、男性」の条件で検索し調査した。全国で20万2305件の求人があり、3516件が平均最低月給(12万3919円)を下回った。就業日が週4日など労働時間が短いなどで最賃以下となるケースがあるとみられる。地域別では神奈川県(3.02%)や秋田県(2.99%)、大阪府(2.85%)などが最賃以下の割合が高かった。
(毎日新聞 2010年4月27日 19時51分)