確か、旦那の甥の、ハンターがやっていたのを真似したのが始まりだったと思うんですけど、
息子は、ときどき、ビート･ボックスをやる。

ビート・ボックスとは、口や鼻だけで、
本当の楽器がビートを作っているような音を出すような、あれですね。

カトゥーンのメンバーの一人が上手にやっているのを、見たことがあります。
ときどき、ホントーーーーーーーーに上手い人が、いますよね。

例：ビートボックス→http://www.youtube.com/watch?v=OElIkK4f9Ug

（↑もしご存じない方がいらっしゃったら、是非参考にご覧ください。）


それで、なにしろ、

うちの子は、

上手くはないんですけど、

のりのりで、一生懸命、

体を左右に揺らしながら、

リズムに乗って、

手を口に当てたりしながら、

試行錯誤してビートを作るんですけど、


本人は、本当ーーーーーーーーーーーーーに格好をつけてやっている。


そして、音は、こんな感じで、言っている。


「プップ　カッツ、ツンツン～、カッツ、、ツッツ、カッツ、トゥトゥカッツ、」



そして、すんごいノリノリでリズムに乗って、左右に揺れているんですけど、
揺れながら、私の目を、見る。

だから、ノリノリの彼の目と、私の目が、合う。


すんごい格好つけて、
ノリノリで、
ビートにあわせて踊りながら、

ビート･ボックスをする、息子。


なので、私は、言ってみる。


「慎太郎、




　その、




　カッツン、ツンツン、コッツン、ツンツンのところ、・・・・」

(←傍から聞いていたら、そんな風に聞こえる。）



「











　・・・トンカツで、やってくれない？」





それで、息子は、
ええ？と言って、
そして、なんと、いいよと返してきまして、

やり始める。


「トン、カッツ、トン、カッツ・・・・・」



そして、リズムに乗り始めたのはいいんですけど、
やっぱり、トンカツでは抵抗があるらしく、
最後には、笑ってしまって、


「お母さん・・・、







　やっぱり、出来ないよ！
　トンカツだもん！」

やっぱり、トンカツじゃ、出来ないんだーーーーーーーーーーーーー！


なので、また、息子が、先程と同じように、自分のやりかたでビート･ボックスを始めたので、
またまた、私は、
息子に言ってみた。


「慎太郎、

　今度は、それ、

















　とんこつで、やってくれない？」





すると、気のいい息子は、
ええええ？と言って、
また、いいよと返してきまして、

始めたんでけど、


とんこつは、


ラーメンですから、


とんこつと言いながら、


ビート･ボックスはやっぱり出来ないらしく、



「と、ん、こっつ、と、ん、こっつ、・・・」



と始めたのはいいんですけど、


やっぱり、












笑っちゃうみたいで、


笑ってしまうと、
鼻と口が使えない関係で、ビート･ボックスは出来ないらしく、

息子は、腹をかかえながら、


「お母さんっ、

　僕、



　笑っちゃって、出来ないよ！
　変なこと、頼んでこないで！」



と、怒られた。





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