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【プロ野球】

館山 交流戦通算18勝 セでトップだ

2011年6月19日 紙面から

◆ヤクルト3−0ロッテ

ヤクルト−ロッテ ロッテ戦に先発、6勝目を挙げたヤクルトの館山=神宮球場で

写真

 燕のエースが雨の神宮で躍った。ヤクルト・館山が千葉での雪辱を期すロッテを返り討ちにした。9回途中から林昌勇に助けを借りたが、8イニング1/3を7安打無失点に抑えて6勝目。セ・リーグ投手でトップの交流戦通算18勝目となった。

 「天気が悪いことは知ってたので、一球一球を全力で投げました」と笑顔の館山。2試合ぶりに挙げた白星で、12日のソフトバンク戦(ヤフードーム)での危険球退場という嫌な記憶も一掃できた。「うれしいです!!」。叫ぶ顔に充実感が浮かんでいた。

 今季も交流戦で4勝。“パ斬り”のコツは「イメージを持たないことですよ」とシンプル。映像ではなく、スコアラーのデータを信じて、試合前に入念に打ち合わせるのが館山流。この日は09年から3年分のデータを徹底分析し、ロッテの弱点を洗い上げていた。

 理詰めで投げた結果が無失点の好投。防御率はリーグトップの1・26となった。得意の交流戦で弾みをつけた館山はもう、眼を次の試合に向ける。「リーグ戦が再開してもこのようないい投球をしたい」。今度はセ界の強打者を封じる番だ。 (川越亮太)

 

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