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【プロ野球】

スンヨプ大暴れ 2号先制弾&4安打

2011年6月19日 紙面から

◆オリックス4−0中日

中日−オリックス 4回表1死、右越えに先制弾を放つ李承〓。捕手小山=ナゴヤドームで(中村千春撮影)

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 悩めるアジアの大砲が、巨人時代の宿敵だった竜と対して目覚めた。4回、オリックス李承〓がネルソンの甘い直球をフルスイング。舞い上がった打球は右翼席へ。開幕2戦目以来、49試合ぶりの2号先制ソロなど4打数4安打2打点の大暴れ。チームの5割復帰に貢献した。

 「これまで良い結果を出すことができていませんし、大切に打席に立つことを心掛けた結果がホームランにつながったと思います」。ホッとした表情で語った李。打率1割台で1週間前は7打席連続空振り三振を喫するなど、大きく期待を裏切っている。だが岡田監督は、ある勝算を期してスタメンに起用した。

 「今日、ネルソンはみんな初めてよ。唯一対戦して巨人時代にホームラン打っとる選手やから。合うんやろな。アレな」。09年5月6日の中日戦(東京ドーム)でネルソンからホームランを放っているデータを織り込み済みだった。李本人も「巨人の時に対戦しているので、どういうピッチャーか知っているのはプラスです」。07年9月の阪神戦(東京ドーム)以来4年ぶりの1試合4安打。期待を超える大爆発だった。

 李の活躍で4月14日以来の5割復帰。岡田監督は「まだまだこれからやから。リーグ戦も再開するし。あと1試合やし、エースが投げるんやから。ひとつええ形で終われたら。5割で開幕戦みたいなもんやんか。金子千でな、結局」。最大10あった借金を完済して、上位追撃へ。中日戦連勝で交流戦を締めくくるつもりだ。 (中谷秀樹)

※〓は、火に華

 

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