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【格闘技】

IGFが8・27チャリティー大会 プロレスオールスター戦と同日に

2011年6月18日 紙面から

大会の成功を祈って気勢を上げるアントニオ猪木氏(左)と蝶野正洋=東京都内で

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 アントニオ猪木氏率いるプロレス・格闘技団体「イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)」は17日、東日本大震災復興イベントとして格闘技イベント「INOKI GENOME・スーパースターフェスティバル2011」(東京中日スポーツ後援)を8月27日、東京・両国国技館で行うと発表した。同日には同じ趣旨で新日本、全日本、ノアのプロレスメジャー3団体がオールスター戦「オール・トゥゲザー」を日本武道館で計画しており、被災地支援の目的のもとで“ガチンコ勝負”となる。

 IGF会長の猪木氏、エグゼクティブプロデューサーの蝶野正洋がこの日、東京都内で会見。概要を説明した。今年は猪木氏がプロレスの現役時代に格闘技戦を始めて35周年になることもあり、異種格闘技戦を中心に10試合を予定。ジェロム・レ・バンナ(フランス)、ピーター・アーツ(オランダ)、レイ・セフォー(ニュージーランド)らK−1戦士、米国のジョシュ・バーネットやボブ・サップ、日本からは藤波辰爾や長州力らが出場する。

 八百長問題で角界を追われた力士の出場がうわさされていることについては、猪木氏は「正式な返事は来ていないが、ぜひやりたいという人もいる」と明言。直線距離で6キロしか離れていない日本武道館で同じ時刻(午後4時開始)にプロレスのオールスター戦が行われることについては「片方だけなら(観客動員は)1万人、両方入れば2万人になる」と相乗効果を挙げた。

 また、カード編成にあたる蝶野は「世界中から選手に来てもらい、世界中に大震災のことを発信したい」と期待。収益の一部は義援金として寄付し、当日はバスとホテルも用意して被災地から1000人程度招待することも明らかにした。 (大西洋和)

 

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