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佐々木、王座戦へ悲壮覚悟「負けたら引退」
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遠征先のメキシコに出発した佐々木＝成田空港
遠征先のメキシコに出発した佐々木＝成田空港
２５日（日本時間２６日）にメキシコでボクシングのＷＢＣ世界ライト級王者ウンベルト・ソト（メキシコ）に挑戦する佐々木基樹（３５）＝帝拳、写真＝が１８日、成田発の航空機でメキシコに出発した。３５歳７カ月の佐々木が王座を獲得すれば、史上最年長記録となる。今回２度目の世界挑戦となる佐々木は「負けたら、きれいさっぱり引退します」と「引退」の２文字を口にし、覚悟を見せた。
日本人選手の海外での世界挑戦は３０連敗中。９２年に平仲明信がメキシコで王座を獲得して以来、海外での王座奪取はないが「やることはやってきたので、あとは天命に任せる」と静かに話した。
(２０１１年６月１９日)
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