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【グラニュース】


闘莉王、もっともっと強くなる

2011年6月18日 紙面から

ヘディングシュートを放つ闘莉王=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(伊東朋子撮影)

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 名古屋グランパスのDF田中マルクス闘莉王(30)が4連勝をかけた18日の大宮戦(瑞穂陸)でV2ロードの軌道に乗せる。17日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで約1時間の練習を行った闘莉王は、2試合連続無失点の3連勝にも、さらに充実した内容を意識して、手綱を締め直す。

 試合ごとに充実する3連勝にも、闘莉王の欲は尽きない。

 「それでも、もっと良くならなきゃいけない。集中できない時間もあるし、まだ足りないよ」

 乱戦を5−2で制した福岡戦、内容で圧倒しながら終了間際にようやく決勝点を挙げた磐田戦、そして15日の新潟戦は早い先制から4−0と快勝した。チームは自信を取り戻しつつあるが、闘莉王にとっては、まだ序の口だ。

 11日の磐田戦から始まった15日間で5試合のタイトな日程。「最低でも4勝。うまく5つ全部勝てれば」と連覇への道筋を描いているから、内容にもシビアになる。

 「攻撃でも、こんなこともできるのかというパターンを増やしていきたい」

 昨年は、1度だけマークした4連勝(7月28日の湘南戦から8月14日の浦和戦)で首位に立ち、そのまま初優勝まで突っ走った。負ける気がしない状態に入った昨年の再現に近づきつつある。

 中断期間中「2−0とか3−0とか楽な試合がしたいよ」「まずは2つ、3つ続けて勝てればね」とこぼした闘莉王の愚痴にも近い願望は、現実に変わってきた。ここで一息つくほど、おひとよしではない。「3連勝しているが、大宮戦もタフなゲームになる。選手がその覚悟で戦えば、問題はないだろう。すべてはわれわれにかかっている」というストイコビッチ監督の思いは、闘莉王のプレーにきっと表れる。 (木本邦彦)

 

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