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【プロ野球】タカ、川崎に単年オファー 19日に海外FA権取得2011年6月18日 紙面から
ソフトバンクが、川崎宗則内野手(30)に対し、フリーエージェント(FA)権取得選手には異例の「単年」で契約延長をオファーする方針を固めたことが17日、分かった。 19日に海外移籍可能なFA権取得条件の1軍登録9年(1年=145日)を満了する川崎。球団側は笠井和彦オーナー代行兼社長と小林至取締役が、5月に1回目の残留要請を行っている。 具体的条件を含めた交渉はこれからになるが、FA権取得選手には、権利の“買い取り”という形で複数年契約を提示するのが一般的だ。ただ川崎はプロ入りから一貫して1年契約にこだわってきた。昨年末の契約更改交渉の席上、現フロント陣から複数年契約の希望の有無を聞かれて固辞。公の場で「モチベーションにはならない」と言い切っている。 川崎は今オフに権利行使し、師と仰ぐイチローの在籍するマリナーズを第1希望として、米メジャー移籍を目指す意志は固いとみられる。球団側もそうした志向を察知。小林取締役は「生涯ホークスでいてほしい思いは揺るぎない」としながらも「FAは選手の権利。それは理解している」と話し、単年の方向性をうかがわせた。今季年俸2億4000万円の川崎の場合、3億円超は確実。チーム野手トップとなる3億5000万円前後の攻防となりそうだ。 PR情報
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