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【県内】高速道路の無料化実験終了へ

高速道路の無料化社会実験は今月19日で終了し、無料区間が20日から有料となります。

高速道路の無料化社会実験は、去年6月から、一部の区間で、一般道の交通渋滞緩和と観光・流通面での地域経済効果を調べるために行われてきました。
しかし、財源を東日本大震災の復興に充てるため、無料化は、今月19日で終了することになりました。
県内では、東九州自動車道の高鍋〜清武間と、延岡南〜日向間が無料区間となっていましたが、20日からは有料となります、利用者の声は様々です。
「延岡からなのでどうしようかなという感じです」「震災のことを考えればもっと早くても良かったんじゃないですか」「会社の経費も厳しい中、経費がかさんでくるのはちょっと残念です」。
有料になった場合、料金は、高鍋〜宮崎西間が普通乗用車で900円、軽乗用車で750円です。
西日本高速道路の若杉副所長は「料金の大きな変更になりますので、出来るだけ利用者に広報を徹底していきたい」と話しました。
また、土曜・日曜・祝日のETC車を対象にした高速道路上限1000円の割引も、同じく19日で終了します。
割引の終了で、ETCを搭載した普通乗用車の料金(土曜・日曜・祝日)は、福岡〜宮崎間がこれまでの1000円から3150円となります。
同じく、熊本〜宮崎間は、2200円となります。


【県内】新燃岳を上空から調査・大きな変化見られず

新燃岳周辺では、先週末、まとまった雨が降りました。

国土交通省九州地方整備局はきょう、ヘリコプターで上空から現地調査を行いました。
ヘリコプターには、九州地方整備局の職員や宮崎大学の清水准教授などが乗り込み調査しました。
清水准教授によりますと、火山灰が大量に堆積している都城市側の高千穂峰南斜面では、上空から見た限り、これまでと特に大きな変化は見られなかったということです。
ただ、今回上空から初めて詳しく調査した高原町や小林市側の高千穂峰北斜面では、これまで南斜面で見られたような小さな土石流とみられる痕跡が確認されたということで、今後、撮影した映像や写真を分析することにしています。


【県内】原発に頼らない社会へ〜講演会

福島第一原発の事故を受けて、日本のエネルギー問題を考える講演会が宮崎市で開かれました。

講演会のテーマは、「宮崎から一歩先の未来へ」。
講師は、チェルノブイリでの事故以来、原発や環境問題などに取り組んできたNGOの理事長、田中優さんです。
田中さんは、「パニックや風評被害」は正確な情報が出ないから起きる、今大切なのは、放射線量などの情報を公開し、安全な消費につなげることだと訴えました。
また、世界83ヵ国で、自然エネルギーは高く買い取るよう義務付けられていることや、フランスでは、需要のピークとなる夏場の電気料金を11倍にして消費を抑えていることなどを紹介し、自然エネルギーへの転換をわかりやすく説明しました。
参加者は、今、何ができるのかを真剣に考えていました。


【県内】海水の「放射性物質」測定調査

福島第一原発の事故による放射能への不安を解消しようと、県内の海水浴場で放射性物質の測定調査が始まりました。

きょうの調査は、今月25日に海開きがある日南市の栄松海水浴場で行われました。
調査では、日南保健所の職員が、水深1.5mの海に入り、あわせて4リットルの海水を採取しました。
この海水は、県環境衛生研究所に送られ、体に取り込まれる恐れのある放射性物質、セシウム134と137、ヨウ素131の濃度をチェックします。
今回の調査は、国が福島原発の事故を受け、海水浴場の水質基準に、新たに放射性物質を入れる方針を示したため行われました。
調査は、今月23日まで、県内14あるすべての海水浴場で行われ、結果は県のHPに公表されます。


【県内】観光拠点に!イルカランドがプレオープン

串間市の新しい観光施設として期待されています。

鹿児島県境に近い串間市の志布志湾に、「志布志湾大黒イルカランド」が、プレオープンしました。
イルカランドは、リゾートホテルを経営する鹿児島県志布志市の大黒グループが、串間市高松の志布志湾沿いに建設しました。
きょうは午前中、関係者向けの内覧会があり、施設がマスコミなどに公開されたあと、午後にプレオープンし、一般に公開されました。
完成した施設内のプールでは、4頭いるイルカのうち2頭が数々のパフォーマンスを披露しました。
イルカは、調教師との絶妙なコンビネーションで見事な技を披露していました。
施設では、ショーのほか、イルカとの握手などのふれあいもできます。
また、大きなウミガメやかわいいペンギンたちも出迎えてくれます。
イルカランドは、来月10日にグランドオープンの予定で、都井岬につながる串間市の新しいレジャースポットとして期待されています。


【県内】いのち+ 地域医療に生きる・市木診療所

特集・年間テーマ「いのち+」です。

串間市の診療所に、県外から男性の医師が着任しました。
医師がこだわったのは、地域とともに歩むことでした。
人口約1000人の串間市市木地区。
地区唯一の診療所が串間市立「市木診療所」です。
所長の木村雄二医師(66)は東京の出身で、1ヵ月前、長崎県の離島の診療所から赴任してきました。
木村医師は、自治体の病院や診療所の求人情報などが載ったホームページで、市木診療所の募集を知りました。
病理学が専門の木村医師は、病気を作っている原因が何か、患者との会話の中で引き出します。
それは、住民とのコミュニケーションにもつながっています。
木村医師は「ハンセン病を見て医師になりネパールへ、地域医療は、金儲け主義の医者にはできない」「地域の人たちのために奉仕することを考えている」と話します。
市木診療所は、前任者の退職で2ヵ月間、医師不在が続きました。
このため、串間市は、医師の定年を70歳に引き上げ、木村医師を迎えました。
診療所は、木村医師のほか、看護師3人、事務職員1人のあわせて5人体制で、住民の健康管理にあたります。
木村医師は、孫の世話にあたる妻の知珂子さんを大阪に残して単身赴任の生活ですが、いずれは、知珂子さんも市木に移り住む予定だということです。
木村医師は、「残りの人生を市木の人たちと歩む」と話しています。
地域医療に生涯をかけると誓った木村医師、地区住民約1000人の健康を担っています。


【県内】都市対抗九州予選・宮崎代表梅田学園野球部

スポーツです。

今年8月、社会人都市対抗野球の九州予選が、宮崎市で初めて開かれることが決まりました。
宮崎代表として、自動車学校の梅田学園が出場します。
今月3日、都市対抗野球九州予選の宮崎代表の座をかけ、梅田学園と宮崎福祉医療カレッジが対戦しました。
梅田学園は、2回表、2アウト2塁で、ライト前にタイムリー、1点を先制します。
その後も梅田学園は、3回・7回・8回と追加点。
宮崎福祉医療カレッジの反撃を1点に抑え、宮崎で初めての開催となる都市対抗九州予選の宮崎代表の座を手にしました。
梅田学園の大塚健司キャプテンは「ここで負けられないといつもミーティングで話してきたんで、とにかく勝てて良かった」「僕らが社会人野球っていうのがあるんだよっていうのが、しっかりアピール出来れば良いのでは」と話します。
その選手たち、野球を離れた顔は・・・。
グループが運営するホテルで、フロント業務のほか、忙しい食事時には、レストランの仕事も手伝います。
また、野球部20人の半数は、自動車学校で免許取得を教える指導員です。
佐土原高校で甲子園を沸かせた黒木優也投手もその一人です。
梅田学園の黒木優也投手は「野球と指導員で共通している事と言えば、その両方とも仕事・野球を通じて地域の貢献、地域に貢献するというのが一緒かな」と話します。
チーム結成から6年、歴史的な大会に向けて、梅田碇備総監督は、意気込んでいます。
梅田学園の梅田碇備総監督は「九州大会に大会に向けては、最後まで食らいつきたい、勝負をあきらめない、そういう試合をしてほしいです、あわよくばベスト4まで行きたいという気持ちでいっぱいです」「僕の夢なんですけど、東京ドーム(本大会)に交通安全の横断幕を掲げたいです」と話しました。
九州予選は、8月4日に開幕、上位2チームは、都市対抗野球の聖地・東京ドームへのキップを手にします。
「全国」に向けて、梅田学園野球部の挑戦が始まりました。


【県内】放火や詐欺未遂・控訴審判決

借家に火をつけ、保険金を騙し取ろうとした女の裁判で、福岡高裁宮崎支部は、控訴を棄却しました。

判決を受けたのは、宮崎市の菅原真吏被告28歳です。
菅原被告は、おととし、友人の女性と共謀し、以前住んでいた都城市の借家に火をつけ、火災保険金を騙し取ろうとした非現住建造物等放火と詐欺未遂の罪で、1審で懲役5年の実刑判決を受けました。
これに対し、弁護側は、「被告は、事件に関与していない」と控訴していましたが、きょうの控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部は、「被告との共謀を認める友人の証言は信用できる」などとして、控訴を棄却、1審判決を支持しました。
上告について、弁護側は、「本人と話し合って決めたい」と話しています。


【県内】災害に備えて宮崎北警察署が手信号訓練

東日本大震災を教訓に、手信号による交通整理訓練が行われました。

訓練は宮崎北警察署が行ない、北署としては、震災後、初めての手信号訓練です。
きょうは、交番勤務の若手警察官12人が参加し、実際に信号を停めて行われました。
警察官は、指導を受けながら車両を誘導していました。
きょうは、このほか、信号が止まった際、発電機による復旧作業の訓練なども行われました。


【県内】延岡市方財小学校で新しいプール開き

延岡市の方財小学校で、新しいプールが完成し、「泳ぎ初め」が行われました。

きょうは、6年生の吉田侑生くんが、「事故のないように楽しく泳ぎます」とプール開きの挨拶をしました。
この後、全校児童64人が次々とプールに入り、元気に水しぶきをあげていました。
方財小のプールは老朽化に伴い、去年から約5300万円かけて整備が進められました。
プールは、メインと補助の2つが設けられました。


【県内】小中学生がヒマワリの苗植え付け

えびの市のグリーパークえびので、市内の小・中学生が、ヒマワリの苗・約2万5000本を植えました。

1ヘクタールの自然広場は、春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスと四季折々の花が植えられ、行楽客を楽しませています。
植えられたヒマワリは、8月中旬には、開花する予定です。


【県内】情報特急・ローズパスタランチ

情報特急です。

今週は、「おいしさ+」と題して、プラスアルファのグルメをシリーズでお伝えします。
1回目のきょうは、「体に優しく綺麗に」というランチの話題です。
宮崎市の一ツ葉稲荷神社のすぐ隣のゼフィールには、「見て」「食べて」「美しくなる」ランチがあります。
それが、バラの花びらをふんだんに使ったローズパスタランチです。
前菜、スープ、パンであるカンパーニュ、それにデザートが、全て無添加で、無農薬野菜を豊富に使ったヘルシーランチです。
この時期にしか収穫できない、鹿屋市原産のバラ・「プリンセスかのや」を使用した見た目もとっても美しい色鮮やかなパスタです。
さらに、バラを使った自家製ジャムもあります。
香水などに使われ、香り高さで名高いダマスクローズを使用。
これをカンパーニュにつけて食べると、蜂蜜のほんのりとした甘さの中に、バラの豊かな香りがふわっと広がります。
また、このカンパーニュは、串間市のいこいの里の温泉水を使用し、水にまでこだわった逸品です。
無添加で安心安全、そして、見て、食べて美しくなれるローズパスタ、おいしさにプラスされた一品です。
■ゼフィール・宮崎市新別府町。
(電話)0985‐27‐1234火曜定休(要予約)。


【県内】口蹄疫からの復興企画展始まる

口蹄疫を2度と繰り返さないようにと、防疫対策などのパネルを展示した「口蹄疫からの復興企画展」が、県立図書館で始まりました。

復興企画展には、去年県内に大きな被害をもたらした口蹄疫の発生から終息までが分かるパネルなど、約60点が展示されています。
中には、口蹄疫ウイルスについて、詳しく解説されたパネルもあり、ウイルスが、酸性のクエン酸や、強アルカリ性の消石灰に弱いことが分かるようになっています。
また会場には、口蹄疫の発生当時、全国から寄せられた応援メッセージや、靴底についたウイルスが、移動していく様子を示したマットなども置かれています。
この復興企画展は、今月26日まで県立図書館で開かれています。


【県内】被災地へ市民ボランティアを派遣

東日本大震災の被災地では、長期的な支援が求められています。

宮崎市内のNPO法人などは、合同で、被災地へ市民ボランティアを派遣します。
ボランティアを派遣するのは、宮崎市内のNPO法人や市民活動団体などでつくる「みやざき・東北応援ボランティア派遣実行委員会」です。
昨夜は、派遣が決まっている市民ボランティア21人を対象に研修会が行われました。
ボランティアコーディネーターの芝崎敏之さんは、「がれきの跡を見て、感無量になる方もいらっしゃいます、被災者は、それ以上の感情を持ってらっしゃいます」と話しました。
派遣されるボランティアは、岩手県陸前高田市と宮城県気仙沼市を拠点に、がれき撤去などの支援活動にあたります。
派遣期間は、今週土曜日から8月上旬までの約2カ月間の予定で、メンバーは原則2週間交代で現地へ出発します。
来月以降の派遣枠には、まだ空きがあり、実行委員会では、市民ボランティアの申し込みを受け付けています。


【県内】日銀 県内の金融経済概況発表

県内の景気状況について、日本銀行宮崎事務所は、東日本大震災の影響により「観光面は、当分、苦しい状況が続く」と分析しています。

日本銀行宮崎事務所によりますと、県内の大型小売店では、震災直後、売り上げが落ちましたが、関連物資などの需要が増えたこともあり、4月の販売額は、前の年をわずかに上回りました。
一方、震災による乗用車の供給不足で、新車の登録台数は、大幅な前年割れが続いています。
車の部品調達などが円滑に進むかが、今後の鍵になりそうです。
また、ホテルや旅館の4月の宿泊客は、新燃岳に加え、震災でのキャンセルが相次ぎ、前年を約2割下回っています。
日銀宮崎事務所では、「観光面では、国内外の旅行客の減少が続いており、まだしばらくは厳しい状況が続く」と分析しています。


【県内】都城市 10万本のヒマワリ見頃

都城市庄内町では、10万本のヒマワリが咲き誇り、真夏を思わせる光景が広がっています。

このヒマワリは、農業を営む七牟礼幸二さんが市民に楽しんでもらおうと、土作りを兼ね10年前から植えています。
約1ヘクタールの畑では、10万本あまりのヒマワリが今月初めから咲き始め、現在、見頃を迎えています。
七牟礼さんは、種まきをずらすことで、ヒマワリの開花を調整しています。
ヒマワリは、今月下旬まで楽しめるというこです。




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