舞鶴市が見直しを表明していた公的病院再編の市案が17日、京都市内で開かれた関係者会議で示された。舞鶴医療センターは脳卒中センター、舞鶴共済病院は循環器センター、舞鶴赤十字病院はリハビリセンターと特徴的な診療科を強化することで「舞鶴市全体で一つの病院」とする内容。赤字の市民病院は療養病床に特化し、各病院間の連携・調整のため、市が主体となる舞鶴地域医療連携機構(仮称)を設置するとしている。
山内修一副知事は「早急に具体的な病床数、資金計画、診療科をふまえた案を出していただきたい。それから(当初の計画を)どの程度修正ができるか詰めていきたい」と話した。【岡崎英遠】
毎日新聞 2011年6月18日 地方版