2011年6月18日(土)

上尾橘高生徒が被災者支援　１８日、仙台へ

　上尾市平方の県立上尾橘高校（野島一郎校長、生徒数４８８人）の生徒３６人（男子１５人、女子２１人）と教諭４人が１８日、東日本大震災で被災した宮城県仙台市に入り、日帰りでボランティア活動をする。県教育局によると、個人での参加はあるものの、県立高校が学校単位で現地で復興支援活動するのは初めてという。

　ボランティア活動をする生徒は１年生８人、２、３年生各１４人。現地では「仙台市津波災害ボランティアセンター」に配属され、主に汚泥の処理を手伝う。県教育局によると、被災地に入ってボランティア活動を希望する学校の問い合わせは増えており、前島富雄県教育長は「いろんな面で教育的な意義はあると思う」と話す。

　「上尾橘高校としてできる支援は」をテーマにして検討を重ねた結果、希望する生徒たちに現地でボランティア活動をしてもらうことになった。道祖土（さいど）悟教頭は「生徒たちが現地で体験したことは、必ず学校生活にプラスになると信じている」と期待を込めている。

他のニュースも読みたい方は…
Mobile埼玉新聞

アドサーチ[PR]

全国各地の関連ニュース

日本が見える　４７ＮＥＷＳ

オススメワードで検索！

アドサーチ[PR]