IGFのアントニオ猪木会長(68)と蝶野正洋エグゼクティブプロデューサー(47)は17日、都内で「東日本大震災復興イベント INOKI GENOME〜Super Stars Festival 2011〜」を8月27日に両国国技館で開催することを発表した。
現時点で予定されている参戦選手は9人。K‐1のピーター・アーツとレイ・セフォー、そして02年に痛烈な猪木批判を放って新日本を退団した長州力がIGFに初参戦する。また、昨年1月の新日本退団後は5試合しかしていない蝶野もこの日「コンセプトの一員になれるなら準備はします」と、IGFデビューに意欲を見せた。
猪木はマッチメーク担当の蝶野に「リングは戦いであるという原点に返って、次の時代に発信するアイデアが欲しい。思い切って、逆転の発想であっと驚くカードを作ってもらいたい」と注文した。大会の柱はプロレス対K‐1、プロレス対総合格闘技の異種格闘技戦と、初代IGF王座決定トーナメント準決勝、決勝になる。
準決勝には2月にジョシュ・バーネット、4月にジェロム・レ・バンナとボビー・ラシュリーが進出を決めており、もう1枠は「GENOME16」(7月10日・東京ドームシティホール)で決定。鈴川真一は1回戦でバンナに敗れているため異種格闘技戦への出陣が有力で、相手にはアーツが浮上している。セフォーとボブ・サップも異種格闘技戦に回ることになりそうだ。
藤波辰爾、長州はレジェンドレスラーのドリームマッチに出場しそう。これにキックボクシングヘビー級トーナメントの決勝が加わる。
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