「IGF」(7月10日、TDCホール)
K‐1ワールドGPを94、95、98年に制したピーター・アーツ(40)が7・10大会に来場することをIGF関係者が16日に明らかにし、都内で会見した鈴川真一(27)がさっそくケンカを売る構えを見せた。
アーツは5月末から約1週間、訪欧したアントニオ猪木・IGF会長と現地で会食。アーネスト・ホーストやジェロム・レ・バンナも同席した。猪木はこの訪欧で数々のK‐1系ファイターから売り込みを受けたことを明かしているが、まず動いたのがアーツというワケだ。
15日に17日間のオランダ修行から帰国した鈴川は「会場では何が起こるかわからないので…」と、アクションを起こすことを示唆した。前回、バンナに敗れた鈴川にすれば、バンナより格上のK‐1レジェンド、アーツなら雪辱にはかっこうの相手。オランダでの打撃特訓の成果を発揮するにもうってつけだ。
IGF関係者によればアーツは7月こそ視察のみだが、流れによっては8・27両国大会参戦もあるという。K‐1の暴君とプロレスは、どんな化学反応を起こすのか。
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