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松沢前神奈川県知事吉本入り“しげ・きよ”結成?

 木村祐一や西川きよしと同じ吉本興業の所属となった松沢しげふみ氏=東京・新宿
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 木村祐一や西川きよしと同じ吉本興業の所属となった松沢しげふみ氏=東京・新宿

 神奈川県知事を2期務め、今年4月に任期満了で退任した松沢成文氏(53)が16日、都内で会見し、吉本興業に「松沢しげふみ」名義で所属することを発表した。吉本での先輩となる元参院議員の西川きよし(64)が激励に駆けつけ、政治に携わった2人による新コンビ「しげふみ・きよし」の結成プランを披露。松沢氏も「機会があれば挑戦したい」と前向きで、お笑いによる地域活性化を“マニフェスト”に掲げた。

  ◇  ◇

 前神奈川県知事が、政界から“総合笑社”の吉本興業へ、華麗なる転身を果たした。松沢氏は3月に東京都知事選への立候補をいったん表明するも、石原慎太郎都知事(78)の4選出馬を受け、自身は出馬を断念。4月に県知事を退任し、去就が注目されていたが、出した答えは仰天の吉本入りだった。

 吉本では、47都道府県に芸人を移住させるなど、地域活性化プロジェクトを進行中。松沢氏も賛同し、「私の経験も生かせるのでは。これからも政治家の仕事もしていきますが、充電期間として、地域の皆さんと笑いを作り、日本を元気にする仕事をやっていきたい」と吉本との異色タッグを決意したという。

 会見には、元参院議員の肩書をもつ、吉本の大御所・西川も姿を見せ、「社長からは、『しげふみ・きよし』で漫才をやれ、と言われました」と政界経験者による新コンビ結成を熱望。「『しげ・きよ』として2人で討論して、ほかのコンビに負けない、新しいお笑いの形ができれば」と“相方”に期待を寄せた。

 西川から「吉本に入るといろんなことやらないといけませんよ。新喜劇でコケたりできますか!?」と向けられた松沢氏は、「私生活ではコケっぱなしです。こないだの選挙(都知事選)も出ようとして、コケましたし」と絶妙な切り返しで、吉本での“初笑い”。

 『すべらない話』をリクエストされる場面もあったが、「職業柄、選挙をやってきたので、『すべる』のはまずいんです。きょう話すと完全にすべるので、やらない方がいいんです」と政界で磨いた巧みな話術で、むちゃぶりをスマートに切り返していた。

(2011年6月17日)

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